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・・・で、このようにGSOMIAージソミアー支所ミア(誤訳)ー支所迷子(誤訳)ーと騒がしい韓国政府ですが、大統領府自ら「GSOMIA終了は今の所考えていない」と否定する結果となりました。
中央日報が「大統領府内で、GSOMIA破棄論が急浮上している」という記事を載せましたが、そのタイミングが、先に話した「外交部当局者」の件とほぼ同じで、他にもいくつかのメディアが「大統領府が強硬路線に急旋回した」とする趣旨の記事を載せました。一応、中央日報の記事だけ部分引用しますと、こういうものです。
<日本政府の輸出規制措置の強化をめぐる韓日両国間の議論が3ヶ月目に入っても大きな進展がない中、大統領府の内部で「韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)終了」主張が再浮上していると、政府消息筋が11日伝えた。これにより、韓日はもちろん、韓米間の防衛費分担金交渉に続き、GSOMIA問題に起因する外交葛藤が再燃するのではにかという指摘が出ている。外交部内では青瓦台の方針を懸念する気流も一部あり、ややもすると、政府内の対立に広がる可能性さえある・・>
https://news.v.daum.net/v/20200212050047571
(ここから「続きを読む」の後になります)
すると、大統領府があっさり「そんなことない」と否定しました。GSOMIA終了は今のところ考えていない、日本と韓国の両方にとって良い結果になるよう、話し合っているというのです。
<大統領府は、韓日軍事情報保護協定GSOMIA終了の問題と関連し、「交渉が進行中の事案」とし、大統領府の外交安保ラインがGSOMIA終了に強硬旋回したというマスコミの報道は事実ではないと明らかにしました。青瓦台(※大統領府)の関係者は、今日(12日)記者たちと会って、「私たち側も日本側もお互いに良い結果が出てくるようにするのが交渉というものだ」とし、このように言いました・・>
https://news.v.daum.net/v/20200212161024152
1つ前のエントリーの「外交部当局者」はともかく、6日にはカン・ギョンファ外交部長官がGSOMIA終了は暫定のものだとしていたのに、いざ問題になると、すぐこれです。「GSOMIA終了するぞ!日本は輸出規制を撤回せよ」と言っておきたいけど、その責任を取りたくないという、いつものスタンスだと見ていいでしょう。それなら最初から言わなければよかったものを・・
保守の自由韓国党は、「4月の総選挙のための反日ポピュリズム扇動だ」と非難している、とのことです。自ら否定してしまったし、野党から攻撃されているし、日本からは反応無し。いまのところ、韓国政府の「GSOMIA言ってみた作戦」はまた失敗のようです。
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