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マスクの事実上の『配給制(?)』が始まった韓国ですが、各製造会社からマスクを買い取る役となる「調達庁」が、あるマスク会社に「現在の原価の半分だけ認める。生産量を10倍にして納品せよ」と要求していたことが分かりました。問題になると、調達庁は「0を一つ間違えただけだ」と話しました。製造会社は、イーデントと言って、韓国の歯科業界ではそこそこ有名な会社です。
この件は本当にミスだったかもしれませんが、他にも、製造会社はいろいろ困っている、とのことでして。何がどうなっているのか、以下、朝鮮日報(朝鮮BIZ)の記事から部分引用します。
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<最近、政府の公的マスク物量拡大政策に反発し、生産の中断を宣言した歯科用マスクメーカーの決定が、政府のミスだったことが明らかになった。調達庁関係者は6日、「イーデント側との契約内容を確認する過程で、案内が不十分だった」とし「このメーカーが生産中止を宣言した後、確認する過程で、注文数量表示に0が一つ多く、10倍の表記ミスが発生したことを発見した」と遺憾を表した。続いて、今後イーデントとは契約が円満に締結されるように積極的に協議していくと付け加えた。
去る5日にインデントは、調達庁が、マスクの生産コストの50%だけ認めるという通知と共に、一日の生産量の10倍に達する量の契約を要求したとし、マスクの生産中止を決定した・・
・・業界によると、政府の公的マスク量量拡大政策に協力するために、マスクメーカーが苦しい状態になっていることが分かった。マスクメーカーは、一日の生産量約80%が政府への供給分となり、既存の契約を解除しなければならない状況に置かれた。しかし、政府はどのような補償も出していない。
マスクの出庫価格が高いいくつかの中小型メーカーの場合、政府が提示した買取価格が低くすぎで、利益が急激に減少したという話もあり。人件費が高い夜や週末の操業を中断し、出庫価格を下げようとする企業もあることが分かった・・>
https://news.v.daum.net/v/20200308121715992
某連邦の南側政府になったときのための予行練習かもしれませんが、やはり、政府がここまで深く介入して、いいことは何もありません。
あーしかし、イーデントか・・懐かしいですね。マスク以外にもいろいろ作っていました。
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