「コロナ19ではない」という理由で、危篤肺炎患者も治療してもらえず・・患者は死亡、死後コロナ19陽性判定

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慶尚北道に住む17歳A君は、マスク「配給」のために雨の日に並んだ後、強い発熱で苦しむようになりました。

病院を訪れましたが、病院側は『中国に行ってきたこともないしS教徒でもないし、コロナ19にかかったという検査結果も無いから、コロナ19だとは思えない。治療をすることは出来ない』と話し、解熱剤だけ処方しました。すでに熱は41℃を超えていました。

 

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しかし、A君の症状はどんどん悪化し、次の日にまた病院を訪れ、選別診療所(コロナ19検査診療所)を訪れてCT撮影とコロナ19検査を受けました。医師は「肺に炎症がある。もっと強い薬を処方する」と言いました。この病院での検査結果はすべて陰性でした。

でも、さらに症状が悪化したA君。病院は急に「危篤だ」と話しました。A君の父は「じゃ、CT撮影の後になぜそれを言わなかった」「コロナ19かどうかじゃなく、発熱肺炎患者を治療もせずに帰しておいて、いまさら何を言う」と抗議しましたが、無駄でした。

 

A君は大学病院に移送、コロナ19検査を何度もしましたが、それまでの検査と同じく、陰性でした。そして、そのまま大学病院で亡くなりました。最後に親に言い残した言葉は「ママ、僕、痛いよ」。そして、死亡前の最後の検査の結果は、陽性判定となりました。

多分、病院側も、病院で治療するほどの余力が残ってなかったのでしょう。それは分かりますが・・発熱41℃超えで肺炎も確認された患者が、そのまま解熱剤処方だけもらって家に帰らないといけなかったとは。まだまだ該当地域の医療崩壊は続いているようです。

中央日報/ニュース1の記事からまとめました。

https://news.v.daum.net/v/20200318201521983 https://news.v.daum.net/v/20200318183849502

 

 

 

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