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ソウル市が、S教の法人を取り消しました。反社会的団体だ、というのが理由です。
個人的に、S教の問題点、自分たちの信仰を宣教するのではなく、他人の信仰に疑いを抱かせるやり方に対しては、大いに疑問を持っています。普通の教会に「スパイ」を派遣し、信徒をS教のほうに誘導するのが、彼らの宣教手段です。お金などに対してもいろいろと良からぬ話があり、被害者も多い。そんなS教ですが・・
今回の法人取り消しに対し、S教側が提示したソウル市への反論の中に、どうしても否定できない部分がありました。いかにも韓国っぽい内容だったので、『ネタだーーーーー!』と食らいつきました。以下、聯合ニュースの記事をソースにします。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<S教は28日、ソウル市の法人取り消し措置と関連し、「Sは、法人として宗教活動や公益を害する行為をしたことがない」と否認した。この団体は、報道資料を出し、このように明らかにし、「税金の恩恵を受けたこともない」と主張した。
先にパク・ウォンスン ソウル市長は、S教と社団法人「新しい天、新しい地・証拠帳幕聖殿イエス宣教会」が本質的に同じだとし、S教が新型コロナウイルス感染症(コロナ19)事態で国民の生命と安全を深刻に侵害し、宗教の自由から外れた反社会的団体だとの判断に基づき、法人設立許可を取り消すという立場を明らかにした・・>
https://news.v.daum.net/v/20200328120827608
税金の話は知りませんが、「宗教活動や公益に害を及ぼしていない」とするこの主張には、私は同意していません。良からぬ話が多すぎます。ただ、私が「これは違う」と思ったのは、ソウル市のほうが出した、『新型コロナウイルス感染症事態の中、国民の生命と安全を深刻に侵害した』の証拠として出した、S教の内部文書です。積極的に宣教せよ、とする内容です。ですが、これ、2018年のものと、2020年1月と2月のものです。
その前にもS教に関する告訴・告発は数多くありました。そういうのを集中的に調べるなどして、反社会的団体かどうかを決めるのなら、同意します。でも、必要以上にコロナ19とつなげようとして、逆に根拠が乏しくなってしまったのではないか・・そう思わざるを得ません。一応、騒ぎが大きくなってからは、S教のほうも協力はしました。積極的に協力したとは思えませんけど。
ちなみに、新しい天とか地とか言ってる団体、1960~1970年あたりに、同じく悪名高い(信徒の殆どが女性)新興宗教でした。教主はユ・ジェヨルという人。現在のS教の教主イ・マンヒ氏もその団体の幹部の一人でしたが、ユ教主を詐欺の疑いで内部告訴し、牢屋行きにしました。そして、独立し、自分で立ち上げたのがS教です。ユ・ジェヨル氏は、韓国が誇る「江南スタイル」の歌手「サイ」の義父(奥さんのお父さん)だと報道されています。
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