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斗山重工業が、またコンティニュー(お金を入れてください)を要求しています。
斗山(ドゥサン)重工業は、一時韓国が世界に誇っていた「プラント」建設をメインとする企業で、年売上が15兆ウォン、職員7千人以上の大企業です。
重工業だけでなく、建設関連にも手を出し大ダメージを負い、朴槿恵政権の頃からずっと問題になったものの、最近はあまりニュースにならなかったので「立ち直ったかな?」と思っていましたが・・そうでもなかったようです。
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理由はいろいろあります。文在寅政権の脱原発政策、そして、コロナ19などなど。でも、実は6ヶ月前から「あ、ここダメっす」という報告書もあったそうです。以下、MBNの記事です。
<コロナ19余波が大企業にまで及ぶ中、結局、政府が前に出ました。まず、経営危機で資金難に直面した斗山重工業ですが、1兆ウォン規模の資金が緊急輸血されます。イ・ビョンジュ記者の報道です。
【記者】発電設備を主に扱う斗山重工業。世界のエネルギー転換政策に伴う業績悪化にコロナ19事態まで重なり、最近深刻な経営難に陥っています。実際、斗山重工業は、最近3年間で1兆ウォンほど売り上げが急減したが、その中の80%程度が海外発展受注が減少したためです。
さらに、今年に斗山重工業が返さなければならない負債は、来月の6千億ウォンなど、1兆2千億ウォン規模に達します。希望退職など自助努力に乗り出したが、力不足である状況、最終的には政府の手を差し出した。
これ産業銀行と輸出入銀行が半分ずつ分担して斗山重工業に系列会社の株式等を担保に1兆ウォン規模の緊急資金を用意しました・・>
https://news.v.daum.net/v/20200328101909177
斗山の場合はコロナ19だけの問題でもないでしょうけど・・コロナ19により、企業の資金確保・・万が一のときのための資金ではなく、『自転車操業』のための資金の確保・・が、難しくなっています。斗山も、短期社債やCPの発行がほとんど出来なくなっていた、とか。
しかし、MBNは「1兆2千億ウォン」としていますが、聯合ニュースによると、斗山重工業の借金で「今年」返さないといけないのは、4兆ウォン以上。全ての借金4兆9千億ウォンの中の4兆ウォン以上が今年に満期となる・・すなわち、ちゃんと満期延長が出来ないでいた、という意味でしょう。コロナ19による金融市場の混乱が、『自転車』に大きな影響を及ぼしたことは間違いないようです。
https://news.v.daum.net/v/20200329063506765
朴槿恵政権が、クリアーできそうにないゲームにコインを入れすぎで、ついに韓進海運への支援を打ち切り、そのまま潰したことがあります。もちろん、それまで支援した資金も、相当部分がパーになりました。その二の舞になるのでは?な気もしますが。ムンパの会費で何とかなるかもしれません(ならないか)。
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