父の間

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韓国語機械翻訳には様々な思い出(らしき何か)があります。今でも忘れられないのが、90年代の某ゲームサイトにあった独自機械翻訳でのことですが、『悪魔5月に泣く』でした。『デビルメイクライ』のことです。

他にも、英語記事で朴槿恵氏が「公園」「駐車」に訳されていたり、韓国語記事の「ヨミウリ(新聞)」がグーグル翻訳で「巨人」になったり、GSOMIAが支所(ジソ)迷子(ミア)になるなど、微笑ましいと言えなくもない・・気がします。アビガンですが、これはまた「父の間」になります。父(アビ)とガン(間の韓国語読み)です。

・・・なのはどうでもよく、また韓国側のアビガンを警戒する記事を載せました。なんと、記事の題が、これです。「安倍、G7首脳に『うちのアビガンいっぱい使ってくださいね』」。直訳です。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

ニュース1の記事ですが・・部分引用するまでもなく、内容はいつものパターンです。安倍総理が世界各国と協力してアビガンの臨床試験、治験を進め、そのために無償提供もする、と話したことが、かなりの不満のようです。

安倍総理が何を言ったのかというと、こうです。

<・・安倍総理は16日午後に行われたG7首脳との画像会議で「アビガンのコロナ19の治療効果が期待されている」とし「希望する国に無償で供与して臨床研究を拡大していく考えだ」と述べた。

安倍総理は「世界の優れた知恵を結集して(コロナ19)治療剤の開発・普及を推進しなければならない」としながら、アフリカ・東南アジアなどの保健システム脆弱地域支援、グローバル感染症の予防体制の強化、そして危機に強い経済を構築する必要性を強調したことが分かった・・(この後『しかし副作用が~』となります)>

https://news.v.daum.net/v/20200417110620111

 

もちろん、アビガンを治療剤として使うのかどうかは、分かりません。日本のスタンスは、それを「分かる」ものにするために、臨床試験に、世界各国が力を集めようという趣旨です。使うか、使わないかはそれぞれの国が決めることです。それに、すでに副作用は公表されているし、そもそも重症の人にだけ制限して使う薬です。にもかかわらず、韓国側の記事は一貫して「副作用がー」とし、かなり否定的なスタンスを取っています。「日本が世界に使ってはいけない薬を売り込もうとしている」というニュアンスが、各記事に共通しています。

 

ここからは・・・ちょっとちゃんと書けるほど自分の頭の中でも内容がまとまっていませんが、韓国は今回のコロナ19防疫で、「韓国が世界から称賛されている」を超えて、「韓国なら、世界に正しい姿を教育できる」とまで思い込むようになりました。いくつかの記事、大手記事からもそういう認識を垣間見ることができます。日本でも一部の記事、ブログで、韓国側のスタンスに対して似たような指摘が目につくようになりましたが、読者の皆さんもお気づきでしょうか。

空振りでもいいからあえて大振り、な書き方をすると、朝鮮時代、長男が病気にかかったことで、弟が『もう僕が長男だ。これでお父さんの財産は全部僕のものだ』と思い込んでいる、そんな感じです。もちろん、長男は死んでいません。

なんで韓国が「コロナ19で大きな被害が出た国家は、世界での影響力を維持できない」及びその逆も然り、と思っているのか。それはよく分かりません。多分、他人から褒められることに、慣れていないのかもしれません。

 

そして、日本、特にアビガンは、韓国のそのような理想の世界を邪魔する存在でしかない・・韓国側は、そう思っているのではないか。そんな気がします。韓国なら、間違いなく日本が望む未来を邪魔するでしょう。「未来志向」といつも言っているのも、実は日本が望む未来の姿に韓国が干渉するためのものですし・・

韓国のコロナ19対応に対する評価は別として、コロナ19の対応で成功した国が、もっとも自慢に思うべきは、世界の評価とか地位とかではありません。自国民の命を守り抜いたこと、それ自体です。

 

 

 

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