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反日は、韓国社会の「同調圧力」として作用する側面も無視できません。同調といっても、日本で言う同調とは、ほぼ別のものです。本ブログで取り上げた「日本車オーナーを追いかけまわった、というのが良い例えになるでしょう。似たようなパターンの騒ぎがありましたので、今日はその件を紹介します。
まず、いまは閉鎖中の京畿(キョンギ)放送という放送局があります。反日発言の多いイ・ジェミョン氏が道知事である、京畿道の地域放送局です。この件について、ちょっと書いてみます。
(ここから「続きを読む」の後になります)
閉鎖の理由は、労働組合員たちは「会社側が夜逃げした」と、会社側は「大統領への質問のせいで弾圧された」と主張しています。
2019年、京畿放送の記者が文在寅大統領に『(経済が最悪なのに)経済政策を変えないその自信はいったいどこから出てくるものですか』と質問したことがその理由だ、というのです。それから京畿放送は、地方議会などから予算が大幅に削減され、ついに閉業を決定した、というのです。どちらの主張が正しいのかはわかりませんが、一応、京畿放送は株主たちの同意を得て、自ら閉業を通知しました。2つの記事をソースとします。外部リンクです。中央日報、京仁日報
・・で、本ブログとしてはここからが本題ですが・・・その京畿放送で、労働組合とそれ以外の仲が急激に悪化する案件がありました。会食の際で、幹部が、日本不買運動を非難した、というのです。ここからはハンギョレ新聞の記事から部分引用します。
<・・京畿放送労組と京畿民主言論市民連合などは6日、記者会見を開き、市民と共に地域性、公益性、労働の価値を尊重する新しい放送設立のための推進委を結成すると発表した。ノ・グァンジュンPDは「市民と新しい放送局を作り、偽ニュースと戦いたい」と語った。
昨年11月4日、ノPDなどは、会食の場で、会社の幹部が「あーもう、ムン・ジェインのやつ叩き◯したい」、「(日本製品の)不買運動なんかやっても効果は無いだろう・・愚かな国民を騙して反日感情を煽って、総選挙で勝ちたいだけだろうが」と話したことを、(※他の)マスコミに情報提供した。このことで、京畿放送は、「会社の名誉を毀損した」を理由に彼らを解雇した。
京畿地方労働委員会は、「彼らが暴露した内容は、虚偽ではなく、情報提供の目的にも私益追求より編成、制作、報道の公正性と独立性を確保しようとするものだ」と、解雇された人たちの味方をした・・>
https://news.v.daum.net/v/20200422060603235
結局、解雇は取り消しになったものの、京畿放送そのものが無くなったので、働く場所が無い・・だから市民団体と放送を作りたい、そういうことになりました。
軍事政権のときの『反共』が、まさにこんな感じでした。例え私的な場であっても、酒を飲みながら『やりすぎだよ』『意味あるのか?』など話したら、その人は職場を失うのは基本で、下手すれば北朝鮮のスパイにされました。
もう、韓国社会で反日から自由になれる場所は無いのかもしれません。どこかで、誰かが聞いているかもしれませんから。
※本ブログ、外出自粛の間だけでも毎日2~3回は更新するつもりでいましたが、さすがにちょっと疲れてしまって、明日は休みます。でも、休むといっても出かけるわけではないので(寝たり、借りてきた映画を見たりします)、一日中ではなく、夕方あたりまで休むことになると思われます。多分。
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