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誰かが言うんじゃないかなーと思ってはいましたが、なんと大統領直属の諮問機構が言い出しました。『金正恩危篤説は、米国が文在寅大統領を牽制するためのもの』『いままでも米国は南北平和の足を引っ張ってきた』などなどです。
これでも機構の名称が「民主平和統一諮問会議」だったりします。イメージの良い単語を適当に並べている感じもしますが。以下、韓国日報の記事より部分引用します。
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(記事の題)「チョン・セヒョン『CNNのキム・ジョンウン危重(危篤)説報道はムン・ジェイン大統領牽制用」
<チョン・セヒョン民主平和統一諮問会議首席副議長が、金正恩北朝鮮国務委員長の健康異常説を主張したCNNの報道について、「文在寅大統領の対北朝鮮政策を邪魔するための意図が敷かれている」とし、その背景に「米国の国防予算の確保のための圧力造成用という疑いがある」と分析した・・
・・チョン副議長は、CNNの報道について、「文大統領の積極的な対北朝鮮政策を邪魔しようとする計算が敷かれたものと見られる」とも主張した。彼は「文在寅大統領が、今年は身動きの幅を広げていくと言ったし、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)事態も模範的に克服しながら保健医療を前面に出して、南北協力を開始しようとしている」と、その時点については板門店首脳会議2周年である来る27日と予想した。チョン副議長は「2周年を契機に、何が起こるか分からないから、その前に、嫌がらせをしておこうとしているのだろう」と述べた・・
・・チョン副議長は、今後の対北政策については、「米国が足を引っ張ろうとしても、私たちはそれを振り切る勇気を持たなければならない」と助言した。彼は「米国が足を引っ張ったせいで、4.27板門店共同宣言と9.19共同宣言は、率直に言って、約束だけしておいて履行していない面がある」、「大統領が、今年は、自分が米国を説得するからその真正性を信じて、(※北朝鮮に)出てきてほしいと説得する必要がある」と述べた>
https://www.hankookilbo.com/News/Read/202004230928023371
この方、4月20日に『朝鮮半島平和プロセスの再稼働をどうすべきか』というセミナーで、ムン2号(文正仁氏)と何かを親しく話し合うシーンが報道されたりしましたが・・やはり、『ナカーマ』だったのでしょうか。それとも、文大統領の諮問・補佐役って全員こうなのか・・・このまま金正恩氏の身になにかあったなら、米国が暗殺したと言い出すかもしれませんね、これじゃ。
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