『足りないものは、書き加えればいい』?

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以下、メインソースとなる記事以外は『~~の記事です』の部分が該当記事への外部リンクとなっているので、ご注意ください。

去年7月22日、釜山地域の青年たちが、日本領事館に入ってデモを行いました。「日本の再侵略・経済挑発糾弾する」、「安倍は謝罪せよ」などです。「反日行動釜山青年学生実践団」という組織です。

彼らは7月31日にも、反日闘争を宣布しました。<釜山東区日本総領事館前の平和の少女像近くで、反日行動釜山青年学生実践団所属の学生たちが対日本闘争を宣布する記者会見を開き、「釜山で燃える反日のろうそく」を知らせるパフォーマンスを繰り広げている>。これは去年7月31日のニューシースの記事です。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

そして、日本のネットでも話題になりましたが、今月2日、彼らは、罰金300万ウォン・宣告猶予となりました。宣告猶予とは、2年間問題を起こさないなら、宣告そのものが無かったことになる(罰金も無し、前歴なども何も残らない)という意味です。

4月2日の聯合ニュースの記事を一つ部分引用しますと・<・日本の経済報復に反発、安倍の謝罪を要求して、釜山、日本領事館に入って奇襲デモを行った大学生7人が1審裁判ですべて宣告猶予を受けた。釜山地裁刑事4単独ブ・ドンシク部長判事は・・・クォン氏など大学生7人の宣告裁判で、罰金300万ウォン・宣告猶予を宣告した・・

 

・・ブ部長判事は「被告人の行動に国民も共感した。しかし、手続きを違反し、このようなやり方は後進的な方法なので、むしろ意味を歪曲して伝えることもある」とし、「被告人が今回の機会を通じて手続きの重要性を学ぶことを願う」と「社会進出を準備中の大学生である点などを判決に勘案した」と量刑理由を説明した・・(中略)・・彼らは今まで裁判で「青年としてしなければならない正義の行動をしただけだ」と主張してきた>。

 

 

もっとも重要な部分は、「裁判所が、彼らの行動に『国民が共感している』と認めた」ことになります。判決そのものが、不思議です。しかし、その点に対して、「国民が共感した」「正義を曲げなかった」など、韓国的というか何というか、どことなく「美化」に近い言葉が付いていることに、お気づきでしょうか。実は、これら美化のための言葉は、マスコミが勝手に書き加えたものであることが分かりました。

 

「ペンアンドマイク」が取材した結果、ブ判事は「共感した」とも言ってないし、大学生たちも「反省の意を明らかにした」となっています。以下、部分引用します。

<・・釜山地裁は被告にそれぞれ300万ウォンの罰金刑に処したが、被告が誤りを認めて反省している点、被告が刑事処罰を受けた前歷がなく、社会進出を準備している大学生であるという点、その他の犯行経緯と被告の性格・行動、犯行後の状況などを考慮して、宣告を猶予すると判決した・・

・・ペンアンドマイクは、釜山地裁側に判決文の原本を提供してほしいと要請するとともに、部長判事が「国民も共感した」と話したのが事実であるかについての事実関係の確認を求めた。これに対して釜山地裁広報官は、「その件の事実関係の確認要求が何回もあったが、(事件を担当した)ブ・ドンシク部長判事は、共感したなどという話をした記憶が無いという」と返信した・・

・・(※ペンアンドマイクは)釜山地裁側に再び確認を要請したが、その広報官は、「本人にもう一度確認してみたが、ブ部長判事は、そんなことを言った記憶がないという立場」、「宣告裁判の速記録が残っているのか分からない」と答えた・・>

http://www.pennmike.com/news/articleView.html?idxno=30832

 

ここからは私的な推測ですが・・「韓国の国民が大学生たちに共感している」は韓国社会では間違いなく事実だったでしょうけど、それを理由に判断を下すことに、裁判所(ブ判事)は負担を感じたのではないでしょうか。

だから、マスコミが「フォロー」を入れ、『国民が共感した』『正義を貫いた』などを書き加え、この(韓国基準で)美しい話を、もっと完璧なものに仕上げた・・そんなところではないでしょうか。裁判所とマスコミの、ある種の「コンビプレイ」だったわけです。

裁判所は「同じ内容の問い合わせを何件も受けている」としていますが、関連内容はペンアンドマイク以外には載っていません。ペンアンドマイクは、「聯合ニュース及び『共感』を書いた全ての記事が誤報だったということになる」と指摘していますが、そんなのどうでもいいのでしょう。韓国のことで、しかも相手が日本ですから。

 

 

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