※ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください※
朴槿恵政権のとき、アブ(阿付、おもねること)についてちょっと書いたことがあります。おもねることは、私はあなたのウリです、という忠誠の現れでもあります。いわば、ウリとしての「性能評価」だったりします。
2013年11月、朴槿恵(当時)大統領がイギリス、フランスなどを訪問していたときのことです。槿恵大統領がバッキンガム宮殿に到着したときに空が急に晴れたことで、韓国の某紙が『朝から雨が降っていたロンドンの空だが、朴大統領の歓迎式が始まる頃から、晴れてきた。朴大統領を乗せた王室の馬車がバッキンガム宮殿に入るときは、太陽の光がギラギラ、輝いていた』と記事を書いて、結構話題になりました。北朝鮮の新聞みたいだ、と。
(ここから「続きを読む」の後になります)
ちなみに、この前、厚生労働省の性能評価発言を『物乞いが料理の味を気にしている』と紹介した、あのイーデイリーです。
2018年9月には、ニュース1が、文在寅・金正恩両氏が白頭山に一緒に登ったことで、「事前の予報とは違い、天気は晴れていた。天も平和を助けたという話も聞こえてきた。白頭山が晴れるには、登る人の3代が徳を積み上げないと見ることができないという」などの記事を載せ、これまたとてもキタな感じがしました。
https://news.v.daum.net/v/20180920143721761?d=y
そんな類のもの、と思えばそれだけですが・・今日、こんな記事がありました。前の選挙で国会議員に当選した人が、SNSに載せた文です。
・ムン・ジェイン大統領が就任した後、100番目の外国首脳との電話通話をした。新型コロナウイルス感染症(コロナ19)事態と関連した通話だけで31回目だ
・その100回の過程を考えてみると、心の片隅がグッと来る
・コロナ19という一つのテーマに関連する通話ではあったが、大統領はその国の政治、社会、文化など全体的な状況を事前に十分に熟知し、首脳との通話に臨まれる。どれだけ大変だったのだろうか
・相手国の経済規模が大きくても小さくても、私たちとの外交歴史が深くても咲くても、大統領の準備の大変さは何も変わらないのだ
・多くの資料を見て、多くのことを準備して、30分の通話。その努力の過程が100回あったと思うと、私たちの国格の高さに胸がいっぱいになり、どれだけ苦労をなさったのだろうかと思うと、心がやるせなく、切なすぎる
・文在寅大統領は、是非一日でも気楽にぐっすりお休みになれることを祈っている
https://news.v.daum.net/v/20200505144126711
本当に大統領を思っているなら、こんなのは書かないほうがいいのでは・・そんな気もしますが。こんなラブレターもどきを書きながら、恥ずかしくなかったのでしょうか。でも、性能評価では高い点数もらえるかも・・
こんな人たちが「軍事政権は独裁!」とか言ってるから、反応に困るものです。
♨ 著書関連のお知らせ ♨
本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。
新刊<「高文脈文化」日本の行間 韓国人による日韓比較論>が2020年5月31日発売です!今回は、『日本語』本です。ふと感じた、この国の一員になるために自分自身に必要なもの。足りないもの。その「もの」に関する私の試行錯誤の記録でもあります。
・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか(新書版)」が2020年3月1日発売です!借りたお金を返さない心理が、今の日韓関係とそっくりである点を考察してみました。5月10日の文春オンラインで紹介される予定です!
・他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。
・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog