韓国、また集団感染発生か・・13人陽性、店の顧客の数は1500人か

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状況が好転したからって、しばらくは「3密を避ける」をおろそかにしてはいけない。これは当然のことではありますが、韓国では、これがあまり守られていません。

ソウルの隣となる京畿道(キョンギド)の竜仁(ヨンイン)で確診となった人が、梨泰院(イテウォン)など、主に性的少数者が利用するナイトクラブを含め、いくつかの店に出入りしていたことが、今回の集団感染の発生原因です。いくつかのクラブ、酒屋などが含まれていますが、深夜、酒を飲んで、踊るところとなると・・どうしても「密」というか体の接触が多く、マスクをする人もいないでしょう。8日午前0時時点で13人の感染が判明、今回の件で(店での感染以外も含めると)陽性者は15人となりました。

店の顧客リスト(※1日の人数なのか、感染が疑われる期間の人数なのか、期間に関しての詳しい記述はありません)などから1500人の名前を確保した、とのことですが、店が利用客の名簿をちゃんと作成していないし、この店に出入りすることを隠そうとする人も多いので、把握が難しい、とも。

 

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<・・ブリーフィングに同席したナ・べクチュ ソウル市防疫管制官は「これまでに約1500人がこの店のリストに載っていると把握している」と述べた。ただし、この数字はリストを基に把握したものであり、正確ではない。パク・ウォンスン市長は「出入りした人全員がリストに含まれているかどうかは調査中で正確ではない」とし「名簿に記載せずに出入りした人がいると把握している」と述べた。

確診者が訪れた店は、性的少数者が主に訪れる場所であることが分かった。イテウォンという場所は、外国人が多く集まる場所でもある。最初から出入りした人を把握するのが容易ではないし、たとえ把握できたとしても、出入者が身分と動線を隠したり、明らかにしない可能性も排除できない・・>。ソースは聯合ニュースです。

https://news.v.daum.net/v/20200508114718320

ソウル市は災難メッセージ(災害アラートメール)に、この確診者が出入りした店の名前を全て書いて送った、とのことですから・・案の定、店の場所と名前はすでに公開済みで、最初の(ヨンインに住む)確診者の会社まで特定できた、とのことです。ネットの一角では、最初の確診者の名前も特定されているという話もありますが、こちらは噂レベルです。

 

 

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