「チャクチャンジュクチャン」とは

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韓国語にはチャンケという言葉があります。前にもちょっと書いたことがありますが、韓国で中国人(主に中国系韓国人、または朝鮮族のことですが)差別はかなりのもので、例え大学を卒業した人でも、中国人はちゃんとした企業への就職などできず、中国料理店で働くしかやることがありませんでした。

チャンケという言葉は、店の職員を意味する「掌櫃(zhǎngguì)」から来たものだと言われています。どうせ中国料理店でジャージャー麺の配達するしか能がない、という意味になります。

今日は、マネートゥデイが、『チャクチャンジュクチャン』という言葉を紹介しています。「良いチャンケは死んだチャンケしかいない」という意味で、最近、ネットゲーム(中国人ユーザーも多い)などで、韓国人がよく使っている言葉だそうです。元ネタは、アメリカ原住民を虐殺していた軍人が言った言葉だそうです。「良いインディアンは死んだインディアンだけだ」。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・コロナ19が拡散され、国内では発源の地とされる中国への反発感情が大きくなった。関連ニュースでは、数千件の中国人卑下コメントが溢れ、一部のネットユーザーは「チャクチャンジュクチャン」をゲームIDとして使う。

国内の反中感情は、中国のSNSであるウェイボーにそのまま翻訳されて送信される。ドラマや留学生活などで韓国語が上手い中国ネチズンを中心に「チャンケ」「チャクチャンジュクチャン」などの表現が、濾過なしに投稿され、中には「韓国と戦争をしなければならない」という極端な反応を見つけることもできる。

「知韓派」中国人たちもこの表現をよく知っている。ほとんどの中国人は「チャクチャンジュクチャン」表現を使う韓国人を理解すると言いながらも、「チャクチャンジュクチャン」を嫌悪表現の一種とされるから使用を自制してほしいという気持ちを表わした・・>

https://news.v.daum.net/v/20200516063007095

 

さて、本エントリーとしてはここからが本題ですが・・韓中友好協会という団体の会長さんが「中国人にそんな表現をつかうべきではない」、「ほとんどの中国人は韓国と友好的でありたいと思っている」の論拠として、次のような内容を説いています。

「韓国に来たほとんどの中国人学生たちは、『韓国が好きだ』、『(中国に)帰りたくない』と涙を流す」。こういうのが「中国人が韓国との友好を望んでいる」の論拠になるのでしょうか。中国ディスってませんか、これ。普通なら「また来ます」「ありがとう」と言うでしょう。

これもまた、別にセットで書いているわけではありませんが・・昨日の夜のエントリー「相手を悪いと言うな。私は偉いと言え」と合わせて読んでみると、流れが妙に一致します。

一昨日、楽韓WEBさんもK(キツイ)動画を紹介しながら「キツイ」と書いておられましたが(楽韓WEBへのリンクとなります)・・・書いていてキツイですね、いろいろ。

 

 

 

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