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一応記事からの引用もありますが、雑記だと思ってお読みください。
チェ・スンシル氏のタブレットを見つけてから、左派勢力最大級の支持を集めているJTBCというケーブルテレビ局があります。去年だったかな?韓国人がもっとも信頼するニュースにJTBCニュースが選ばれたりしました。
韓国社会では、今回の慰安婦団体の不正問題において、慰安婦問題に疑問を提起する動きはありません。でも、正義記憶連帯に対してはもう潰してしまえ、とする動きが強くなっています。もちろん、ほどの差はありますが、左派メディアもこの流れから例外ではありません。
しかし、ハンギョレ新聞が正義記憶連帯を批判する論調の記事を載せているのとは違って、JTBCは『正義記憶連帯を悪く言うと、日本が喜ぶだけだ』という流れを作ろうと頑張っています。そのJTBCのニュース、『MB(李明博)外交首席チョン・ヨンウ、日本に合わせたインタビュー論難』という題のものを一つ部分引用します。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<チョン・ヨンウ元青瓦台外交安保首席が、日本の保守メディアと行ったインタビューが問題になっています。「正義記憶連帯は被害者よりも自分たちの利益を追求する集団だ」と言いました。慰安婦を支援してきた活動全体を罵倒したという批判が出ています。
「チョン・ヨンウ前青瓦台外交安保首席(※以下、千首席)『挺身隊問題対策協議会は、慰安婦被害者よりも自分の利益を追求する団体だ』」。
挺対協は正義記憶連帯の前進で、1990年代から慰安婦被害者を探して証言を記録し、日本の蛮行を国際社会に知らせました。国連人権理事会と全世界の国々からの被害者おばあさんたちの証言を支援しました。
そのため、日本の保守メディアとのインタビューで、正義記憶連帯の30年間の人権活動そのものを罵倒したのは、やりすぎだとの批判が出ています・・
・・また、千首席は「おばあさんたちは、謝罪と補償ができないなら、補償だけでもちゃんと受けたがっていた」としたが、この部分も恣意的な解釈だとの指摘が出ています・・>
https://news.v.daum.net/v/20200525203016622
確かに、いつもなら『日本に対して、日本が聞きたがっていることを言った!』というのは、韓国では大罪です。韓国で韓国マスコミに言うのとは、まさに『レベル』が違う事案です。言った内容が事実か、嘘かは大事な問題ではありません。嘘でも、日本が嫌がることを言う、それが韓国では高く評価されます。ただし、バレないという前提付きで。
じゃ、この記事の影響で、ユン・ミヒャン氏を擁護する世論が強くなるのでしょうか?それは、多分、違います。すでに世論が「もういいからユン・ミヒャンを潰せ」という流れになっているので、JTBCのフォローがさほど効果を出すとは思えません。
じゃ、チョン首席を擁護する流れになり、ユン・ミヒャン氏が潰される流れが加速するのでしょうか?それもまた、多分、違います。チョン首席もユン・ミヒャン氏も、両方潰されます。それが、『反日』に傷をつけた者たちの、韓国社会での宿命です。
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