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予定に無かった更新です。中国外交部が、韓国に『香港保安法』の支持を要請した、というニュースがありました。時期が時期なだけに、これが韓国が夢見る『ポスト・コロナ』時代での韓国政府の進む方向にどんな影響を及ぼすのか、注目されます。以下、聯合ニュースの記事、部分引用してみます。
<中国は米国と対立する中、香港国家保安法(香港保安法)の制定を推進しており、関連した内容を韓国政府と議論したことが確認された。中国大使館の関係者は26日、聯合ニュースとの通話で、「香港安全守護に関連する立法(香港保安法)の進行状況を、外交チャンネルを通じて、韓国政府を含めて、各界と共有した」と述べた。
(ここから「続きを読む」の後になります)
この関係者は引き続き「中国全国人民代表大会が22日開かれ、その立法に関する内容を韓国外交部と共有した」と説明した。彼は香港保安法と関連し「中国政府の立場を支持してほしいと韓国政府に要請したのか」という質問には、即答を避け、「関連コンテンツを議論し、共有した」とだけ述べた。
しかし、関連内容を共有する過程で、香港保安法の正当性を強調したとみられ、これは事実上、韓国政府に理解と支持を要請したものと見ることもできるという観測が出ている。先に、シン・ハイミング在韓中国大使は24日、中国国営CCTVのインタビューで、「中韓は友好的な隣国として、重要な問題において、お互いの立場を尊重してきた」とし「香港の問題も例外ではない」と述べた。
それとともに、「中国側は韓国側に、香港の関連国安全法に関する背景を積極的に紹介し、韓国側の理解と支持を得ることになると信じている」と述べた・・>
https://news.v.daum.net/v/20200526181713614
ちなみに、ソース記事のコメント欄、「なんで韓国と話す?」などのコメントもありました。それは、コストパフォーマンスが良いからです。仮にもブルーチーム側の韓国ですから。韓国が支持(またはそれっぽい)スタンスを取るなら、その宣伝効果はかなりのものです。というか、このことで大使が「韓国の支持を信じている」と話した時点で、なにかが深刻に歪んでいると、韓国は気づいていないのでしょうか。
一例として、中国が『習近平主席が、もしかすると、日本より韓国を先に訪問するかもしれない』と言うなら、韓国としては本当に悩む事態になるでしょう。さて、人権弁護士出身の文在寅大統領、どんな返事をするのか、どんな反応を示すのか、注目されます。
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