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22日にお伝えした、河野太郎防衛相の「地図」の件に関する内容です。国家安保戦略研究院の諮問委員で、京郷新聞に安保関連のコラムを連載しているチョ・ソンヨル氏が、『韓国の国防部長官の部屋に日本の地図があるなら、日本も大騒ぎしたに違いない』という主張を展開しました。以下、京郷新聞から部分引用します。
<河野太郎日本防衛相の執務室に朝鮮半島全図がかかっていることがマスコミに公開された。防衛相執務室に、日本列島でもない特定の国の地図がかかっているのは、朝鮮半島だけである。私たち国防部長官の執務室に日本列島全図をあったなら、韓国軍が日本を狙っていると、日本のマスコミが大騒ぎしただろう。
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防衛省側は、河野防衛相の部屋に以前からあったものだと説明した。ということは、日本の軍部は前からずっと朝鮮半島を虎視眈々狙ってきたと認めるというのか・・
・・韓国側の対日認識は、日本が自ら招いたものだ。2次(※北朝鮮)核危機の時、日本政府の参加要求を受け入れて、6カ国協議が行われた。しかし、日本は議題でもなかった拉致問題を取り出して「2・13合意」を破り、重油20万tを提供せず、6カ国協議決裂の口実をつくった。
2018年平昌オリンピックの開会式に出席した安倍総理は、文在寅大統領に、北朝鮮選手団の参加名分となった韓米軍事演習の延期を取り消さなければならないと内政干渉した。米朝首脳会談が決まった後、安倍は急いで米国に駆けつけ、トランプ大統領に拉致問題の解決を要求して(※首脳会談を)止めようとしたが、断られた。事情がこうであるにもかかわらず、日本側は盗っ人猛々しい態度を見せてきた・・>
https://news.v.daum.net/v/20200526030406884
一時は、少なくとも安保関連では、日本との協力が必要だとする主張が主流でしたが・・最近は、そうでもありません。これでも安保専門家の主張ですから。ちなみに、安倍総理の訪米は首脳会談を止めようとしたのではなかったし、トランプ氏も首脳会談で拉致問題を言及しています。
特に傑作(思わしくない意味で)なのは、『日本も~したに違いない』の部分です。いや、日本だと、そんなことはマスコミはおろか、個人ブログのネタにもならないと思いますが。
多分、安倍総理の訪米を「首脳会談を止めるためだ」と思ったのも、同じ流れでしょう。『韓国に良いことだから、日本は米国に何かずるいロビーをして、韓国を困らせようとしたに違いない』、と。言い換えれば、韓国なら絶対そうした、という自白にもなるのではないでしょうか。
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