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文大統領が「615南北共同宣言」20周年記念で、メッセージを出しました。でも、具体的なことは何もありません。あるとすれば「ビラはダメ」だけです。
ただ、いつものことですが文大統領なりに「意味深」なことも言っています。「南北が自主的に、自らやっていくべきだ」とか、「(しかし)まだ朝鮮半島はそんな状況ではない」とか。何気に、「私たちが北朝鮮と仲良く出来ないのは『南北ではない何か(多分、米国)』のせいです」と言ってるニュアンスでもあります。
以下、ニュース1の記事です。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<文在寅大統領は6・15南北共同宣言20周年を迎えた15日、南北関係と関連して「私たちの運命を私たち自身で開拓しなければならない」とし「南と北が一緒にやるべきことだ」と述べた。
文大統領はこの日の午後、~(※地名省略)の統一展望台で開かれた6・15南北共同宣言20周年記念式映像メッセージを通じて「平和は短期間で出来るものではない。難しいけど、小さなことから、可能なことから、始めなければならない。平和は、他の誰かが持ってきてくれるものではない」とし、こう言った。
文大統領のこのような言及は、ビデオメッセージに先立って、大統領府で開かれた首席・補佐官会議メッセージの延長線だと解釈される・・
・・文在寅大統領は「韓半島はまだ、南と北の意志だけで思いのままに走っていける状況ではない。遅くても、国際社会の合意を得て進めなければならない」とし「しかし、南と北が自主的に行うことができる事業も確かにある。何よりも重要なのは、南北間の信頼だ。絶え間ない対話で南北間の信頼を育てていかなければならない」と力説した・・>
https://news.v.daum.net/v/20200615192512335
文大統領は、「外国勢力さえ無ければ、南北は共に走っていける」と言いたいようですが・・その外国勢力とやらが無かったなら、大韓民国というものが存在できたのでしょうか。
引用部分にはありませんが、「ビラ禁止は首脳会談の合意だから守らないといけない」と話しています。それ以外は、何一つ具体的な内容はありません。具体的なものは、「鉄道・道路連結」「離散家族再会」「金剛山観光」「開城工業団地」「南北首脳会談」「米朝首脳会談」などです(~などが出来た!とする内容)。でも、その「具体的なこと」の中、今も続いているものは一つもありません。それに、再開の可能性もありません。
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