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何かあれば「世界の中心である韓国が衰退した日本にまた勝った」と騒ぎ、また何かあれば「強大国日本が弱小国韓国をいじめる」と騒ぐ、そんな毎日の韓国。後者のときの定番ネタが、『日本のお金』です。
最近の事例だと、「IOCは日本のお金に負けた」とか言ってたし、「前の天皇即位式に世界各国から人が集まったのは日本のお金が目当てだった。あのときは日本が経済大国だったからだ」という記事を載せたりもしました。もちろん今上天皇の即位の礼にも大勢の方々が集まりました。
今回、産業遺産関連でもまた同じ記事がありました。朝鮮日報『お金の力・・軍艦島歴史歪曲日本に口を閉ざしたユネスコ』という記事、紹介します。例の情報センター関連です。
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・日本の約束違反に韓国政府は強く反発しているが、ユネスコは特別異議申し立てをしていない。ユネスコに巨額の分担金を出して影響力を育ててきた日本の影響力のためだ
・毎年300億ウォン以上納付する日本は、2011年から8年間、実質的にユネスコの「最高の大物」としての力を誇示してきた
・日本は「金の力」をもって、ユネスコに横暴を振るってきた
・日本の分担金に頼っているユネスコの現状は、中国の影響力が縁取られた世界保健機関(WHO)と似ている
・日本が軍艦島関連展示を事実上歪曲したことが明らかな以上、私たちの政府は、ユネスコに正式に問題を提起する方針だ。しかし、ユネスコ内部では韓日間の歴史問題に介入しようとしない雰囲気が強く、韓国政府の立場がどれだけ貫徹徹されるかは未知数だ
・ユネスコ韓国代表部は日本が自らの約束を守らなかったという点を集中的に強調し、世界遺産委員会が日本に是正を要求するようにする計画だ。しかし、外交力の差のために厳しい戦いになるだろうという懸念が出ている
https://news.v.daum.net/v/20200617030656763
気に入らない現実を「私の正当な権利を不当な手段を使った誰かに奪われたせいだ」とする、ハン(恨)の情緒。しかし、これは「不当な手段を使ってでも、誰かの正当な権利を奪いたい」という心理の現れだったりします。今回の件だって、「私なら横暴なことをする。だってお金払っているんだから」という陳述にすぎません。
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本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。
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