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北朝鮮が、対南傳單(ビラ)を公開しました。朝鮮中央通信は「私たち人民の報復聖戦は罪人共に罰を与えるための耐南ビラ散布闘争に入った」とし、労働新聞はビラに文在寅大統領の写真が入っていることも載せています。
北朝鮮がビラを恐れるのは、閉鎖された社会だからです。でも、韓国の場合は・・拾った人には面白いコレクションになるかもしれませんが、それ以上の意味があるのでしょうか。インターネットサイト(「ウリ民族だけで」など)を強化したほうがまだ効果があると思いますが。とりあえず、エントリーします。まずヘラルド経済からです。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<北朝鮮は20日、対南誹謗傳單(※ビラ)散布の承認に備え、大量にビラを製作した事実を公開し、準備作業を本格的に推進していると述べた。
朝鮮中央通信はこの日の午前、「激昂した対敵意志の噴出、大規模な対南ビラ散布闘争のための準備が終わり本格的に推進」という題の記事で、「朝鮮人民の報復聖戦は罪の群れを断罪する対南ビラ散布闘争に進み行った」としながら、各地で大規模な散布準備が進められていると伝えた・・
・・カップを持って何かを飲むムン・ジェイン大統領の顔写真の上に「南北合意まで召し上がりやがりました」と書いたビラの上に、タバコの吸殻を置いた写真を公開し、文大統領を誹謗するという意図を表わした・・>
画像キャプチャー&記事引用:ヘラルド経済(※ソース記事への外部リンクです)
こちらはニューシースからのキャプチャー&引用です。
朝鮮中央通信と労働新聞は、「罪はそのまま犯した人間に返ってくるものだ。今までやらかしたことがありすぎるだろう。当然それも(※韓国に)返っていくだけのことだ。一度やられてみてこそ、どれだけ気持ちが悪いのか分かるだろう」と明らかにした、とも。
画像キャプチャー&記事引用ソース:ニューシース(※ソース記事への外部リンクです)
2016年までは、普通に北朝鮮側のビラがソウルまで届いたりしました。北朝鮮が飛ばしたのか、それともソウルの左派団体が飛ばしたのかは分かりませんが。80年代までは、南北の軍レベルでビラを飛ばしたり、それからも韓国軍は拡声器を使って「大きな音」で心理戦を仕掛けたりもしました。そんな時代に逆戻りして、南北で「お前の首領バーカバーカ」「お前の大統領バーカバーカ」と壮絶な馬鹿聖戦でも始めるのでしょうか。
さて、文大統領及び共に民主党は、こんな状況下でも「ビラ禁止法」を進めるのでしょうか。進めなかったら北朝鮮から「ほらみろ、口だけだ南はバーカバーカ」と非難されるだろうし、進めたら野党から「従北外交だバーカバーカ」と叩かれるでしょう。進退両難。さて、文大統領の次の手は、どんなものでいらっしゃいやがるのでしょうか。
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