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昨日お伝えした「取り消し書簡」の件、関連した動きを二つ紹介します。まず、日本政府は、まだそんな話は聞いていないとしながら、すでに韓国との約束事項は全部履行した、と明らかにしました。妥当な対応だと思われます。
一方、韓国の文化体育観光部は、報道に関する資料を出し、『ユネスコに取り消しを要求する書簡を送ると、公式に発表したことありません』としました。
以下、聯合ニュースから部分引用してみます。
<日本政府は、韓国が「軍艦島」など、日本の近代産業施設の世界遺産登録取り消しを要求する書簡をユネスコに送信する方針であることと関連し、自分たちは強制徴用犠牲者を追悼するという約束を履行したと、また無茶を言った。
(ここから「続きを読む」の後になります)
日本政府のスポークスマンである菅義偉 官房長官は22日午前の定例記者会見で、韓国の方針に対する日本の対応に関する質問に、「一つ一つのコメントは控えたい」と言いながらも、このように述べた。菅長官は「日本はこれまで、世界遺産委員会の決議と勧告、そんなことを真摯に受け止め、韓国政府と約束した措置を含めて、そのようなものを誠実に履行してきており、引き続き適切に対応していく」と述べた。
彼は「韓国側から登録取り消しを要求する内容の通知があったか」という質問には、「現時点まで、言われたような通知が日本政府に届いた事実はない」と答えた・・>
https://news.v.daum.net/v/20200622121205059
この件ですが、韓国の文化体育観光部が、『日本が約束を履行するように多角的な努力をしています』としながらも、『取り消し書簡を送ると公式発表したことはありません』という妙なニュアンスの報道資料を出しました。
「そんな予定は無い」というより、「まだ公式発表していない」または「まだ公式に発表するほどの段階ではない」と言っているような、そんなニュアンスです。
そもそもこの話がニュースになったのは、昨日、本ブログでもお伝えしましたが、共に民主党の国会議員が、国会の関連委員会で聞いた話を伝えたのが、情報ソースとなります。だから「飛ばし」とは思えませんし、いずれ何かの形で発表されるのではないか、と思われます。
ソースURLはこちらです。「大韓民国政策ブリーフィング・文化体育観光部解明資料」 https://news.v.daum.net/v/20200622150637530
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