光復会会長『韓米ワーキンググループは日帝統監府と同じ』

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故・横田滋さんに「数十万人の朝鮮人めぐみを忘れるな」と手紙を書いたこともある、キム・ウォンウン元国会議員。いまは韓国の「英雄」を管理する団体の会長になっています。

彼が、韓米ワーキンググループを「私たちの主権を奪った日帝の統監府と同じだ」と話しました。韓米ワーキンググループとは、北朝鮮の核問題と南北協力に関する事案を韓米が議論するために作った韓米実務協議体のことです。2018年、文政府が勝手に南北協力などを進めることができないよう、米国側が設置を要請した、と言われています。すなわち、「米国の顔色を気にせずにさっさと南北協力を始めろ」ということでしょう。

以下、文化日報の記事、部分引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<北朝鮮が、対外宣伝媒体を動員して、韓米両国の対北朝鮮政策を調整するための韓米ワーキンググループ(韓米実務グループ)を非難している中、金元雄(キム・ウォンウン)光復会会長が「韓米ワーキンググループは、主権を侵奪した日帝統監府を想起させる」と発言し、論議がおきている。

キム会長は20日、忠清南道~(※地名略)~尹奉吉(ユン・ボンギル)義士生誕112周年記念式で、「2年前の南北首脳が4・27板門店合意をした。合意の核心的価値は、「民族自主の原則」というフレーズだ。しかし、米国の提案で設置した韓米ワーキンググループがブレーキをかけ、合意が紙切れになってしまった」とし、「韓国の主権を深刻に侵害している韓米ワーキンググループは、1世紀前、日帝が「朝鮮の安寧と平和を守る」という名分で統監府を設置し、主権侵奪を行った屈辱の歴史を想起させる」と主張した。

光復会も、この日のキム会長の行事参席のプレスリリースの題を「韓米ワーキンググループは、主権侵奪した日帝統監府とデジャヴ」と付けた・・>

https://news.v.daum.net/v/20200622120049670

 

『気に入らない約束は守らなくていい。不公平な約束だからだ』が蔓延んでいるのは、韓国社会全般の問題ではありますが・・統監府とワーキンググループが同じなのかどうかはよくわかりません。ただ、一つ言い切れるのは、他国と条約・合意で作った機構を、「主権侵奪だ」と騒ぐ韓国の姿は、昔も今もまったく同じである、という点です。

全く関係ないユン・ボンギルと韓米ワーキンググループを繋げることが出来る、その名は「反日思想」。本当に、万能すぎます。

 

 

 

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