朴正煕氏も『破墓』対象

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パミョ(破墓)パミョパミョパミョと、韓国で国会でパミョ大戦が発動中です。昨日(一つ前のエントリーです)紹介した二つの改正案以外にも、似たような内容の改正案が発議されていて、光州民主化運動(戒厳軍)関係者も30人の墓も国立墓地にあり、彼らも対象に含まれているそうです。野党側は「国会議員でも功績がある人は国立墓地に埋葬しましょう」というよくわからない法案を出して対抗していますが、あまり効果は無さそうです。

改正案がいくつもあって(事前に改正案をまとめて一つにするとか考えなかったのでしょうか?)案によって少しずつ違いますが、ご親切に(?)墓を移す費用は国が負担する、となっています。ですが、その費用が「件あたり20万ウォン」となっています。どう考えても、20万ウォンでソウルや首都圏で墓を作るのは無理です。

そんな中、気になるのは朴正煕大統領の墓です。彼は、反民族行為者・親日派とされているし、墓は国立墓地にあります。

 

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憲法前文に光州民主化運動と610抗争(全斗煥政権のとき)、釜馬民主抗争(朴正煕政権のとき)を入れようとしているのもそうですが、文在寅大統領が狙っているのは、保守右派政権を、『憲法外の存在』にすることです。李承晩氏の場合は、419義挙(1960年)がすでに憲法前文に載っています。韓国の憲法前文が「31運動と臨時政府の正統性」を明記して併合時代を違法だとしているのと同じパターンだと言えましょう。

 

ご存知、北朝鮮は韓国政府を「傀儡政府」としてきました。文政府が保守右派政権を憲法外の存在にするのは、この主張と合致します。同時に、自分たち(左派政権)は傀儡政府ではないとすることで、連邦制統一においての「南側政府」としての資格を主張しているとも言えます。もちろん、北朝鮮からすると文在寅政府も大差ないでしょうけど。

 

私は、今回の「破墓」騒ぎも、そのための下準備の一つだと思っています。そして、その目的は、ペク・ソンヨプ氏の国立墓地埋葬を妨害するのももちろんありますが、もう一つ、朴正煕大統領の破墓にあります。朴正煕氏の墓は、改正案の「破墓」基準にあたいします。彼の墓を20万ウォンで追い出せるなら、左派勢力からすると笑いが止まらないでしょう。

 

実際、墓にいたずらする事件が多い韓国。この「死後にも攻撃する」ことを、韓国人はこう言います。「死んでも罪は無くならないというのは、韓民族が霊とか霊とか、そんな面を重視する民族だからだ」。しかし、実は人の霊とか死後とかそんなことを考えているわけではありません。ただ、「死んだやつには、もう何をしても反撃されない」と思っているからこそ、こんなことも出来るのです。ある意味、唯物史観の現れだと言うこともできるでしょう。現世での権力が、いちばん強い。韓国では、ただそれだけです。

 

 

 

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