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慰安婦関連施設の中でももっとも有名な「ナヌムの家」。そこで会計などの問題を内部告発した人たちが、施設内でかなり追い込まれています。特に、ナヌムの家で働いていた日本人職員は、『なんで日本奴がここにいる』と慰安婦遺族から暴言を浴びせられ、施設から追い出されて近くのモーテルで暮らしているそうです。
以下、ソウル新聞の記事、部分引用します。
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<日本軍慰安婦被害者の生活施設「ナヌムの家」で、これまで後援金を不適切に使用した事実などを公論化した職員たちに、慰安婦の遺族が『施設から出ていけ』と大声と暴言を浴びせた。職員たちは、公益通報をした後にナヌムの家の施設運営スタッフなどずっと苦しめられており、国民権益委員会に保護措置を申請した状態だ。
4日、ソウル新聞取材を総合すると、3日、ナヌムの家の職員用建物で、日本軍慰安婦被害者キム・スンドク(2004年6月死去)さんの息子、ヤン某(72)さんが、ヤジマツカサ(49)ナヌムの家日本軍慰安婦歴史館国際室長に「このXX 、日本奴が何でここにきやがってこいつめ!」と暴言を吐いた。ヤジマさんはナヌムの家の問題を知らせた公益通報職員7人の中の1人である・・
・・ヤン氏は、ヤジマ室長に「日本は謝罪もしてないのに日本奴がここにいる理由は何だ」、「このXXが他人の国に来て何 XXしてやがる!出ていけ!」と壁をたたいた。
騒ぎに駆けつけた他の公益通報者たちがヤン氏をやめさせようとしたが、ヤン氏は彼らに「韓国人がなぜ日本人をかばうのだ」「この売国奴XXどもが」と話した。ヤン氏はまた、施設の運営スタッフを呼び集めて「なぜ日本の職員をここで働かせているんだ」と問い詰めた・・
・・ヤジマ室長は今まで使っていた建物から出て、面(※韓国の行政単位、かなり田舎になります)のモーテルで生活している・・>
https://news.v.daum.net/v/20200704162603613
いつだったか、「韓国人の『ウリ』は情(ジョン)で結ばれており、その情は、『法』の上位概念だ」と書いたことがあります。この内部告発者たちは、ナヌムの家からするとただの裏切り者。彼らが受け入れられる日は来ないでしょう。
韓国では、慰安婦問題などで韓国の肩を持つ日本人を『良心的日本人』と言います。しかし、そこで言う良心とは、今朝のエントリーで書いた『道徳』と同じもの。一方的に自分側に有利だからこそ成立する美徳なのです。内部告発をした時点で、その人は良心的日本人でも何でもありません。
※明日の朝の更新、ちょっとだけ遅くなりそうです※
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