強まる『親日を国家保安法で処罰』『親日団体は反国家・反憲法団体』の動き

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昨日の、「親日派は国家保安法で潰してやんよ」な件。実はこれ、元東国大学教授、ファン・テヨン(黃台淵)氏が言い出したことです。確か、ファン氏が去年この件を言い出してから、与党側で急激に『親日は国家保安法で!』という流れが出来、昨日の件に繋がったわけです。

ファン・テヨン氏は、韓国の左派政治家たちの間ではかなりの大物です。保守寄りの人たちの中には、ファン氏を「金大中政府の『裏のボス』だった」と言う人もいます。

彼は金大中政府当時、与党内のシンクタンク「国家経営戦略研究所」の副所長でしたが、2001年、あるフォーラムで次のようなことを言い、大きな議論を巻き起こしました。

 

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「朝鮮戦争は、北朝鮮の金正日国防委員長(※当時の首領)が幼児だった頃に勃発した戦争であり、キム委員長は戦争に責任がなく、謝罪すべきではない」、「侵略戦争やKAL機爆破事件などは謝罪の事案ではなく、国際法的に解決すべき事案である」。

これは、当時、金正日氏が韓国を訪問するという話が出ていたため、「韓国を訪問する前に、キム委員長は朝鮮戦争やKAL爆破などに謝罪すべきだ」という指摘がありました。それを意識しての発言となります。2001年2月27日、「21世紀東北アジア平和フォーラム」でのことです。当時のNAVER記事への外部リンクとなります。

直後、彼は研究所を離れますが、わずか3ヶ月後、大統領諮問委員として再び金大中大統領の近くに戻ることになります。

 

日本は朝鮮半島を「併合」しただけで別に侵略も何もしていませんが、とにかく日本は裁判によって戦争責任を全て果たしました。ファン氏の主張通りなら、これで日本と韓国の問題は終わったはずですが、なぜか今でもファン氏は日本がー日本がーとしながら熱くなっています。特に、「反日種族主義」が発売されると、その反論となる「日帝種族主義」という題の本を出版したりしました。

親日を国家保安法で潰すべきだと言い出したのが、このファン氏です。今年3月の京郷新聞の記事を、一つ紹介します。

 

<・・記者の質問:日帝種族主義は、イ・ヨンフンなど親日学者をはじめとする親日派を「ブウェノ(附倭奴)」、すなわち「日本に頼っている奴隷」と表現した。これはあまりにも過激な表現ではないか。

ファン・テヨン氏:「ずいぶん前から木浦・麗水などに定着して倭寇を土倭と言ったし、後になって親日派をそう呼んだ。シン・チェホは外国の文化を尊重し、私たちを見下す者たちを「附外奴」と表現した。韓国語辞典にも「附倭」は「倭国に付いて国を害する人」、「逆賊」と載っており、過激な表現ではない」

 

記者の質問:「イ・ヨンフンなど、その『附倭』する人たちを、国家保安法で処罰しなければならないという(※ファン氏の)主張も、やりすぎにしか見えない

ファン・テヨン氏:「ハハハ。あいつらを反国家団体として逮捕しない検事XXが悪いXXである。反国家団体であり反憲法団体だ。私たちの憲法には上海臨時政府の正統性をつなぐ反日独立国家であることを明らかにしている。したがって親日とはそれすなわち反憲法的反国家行為なのだ」・・>

https://news.v.daum.net/v/20200307094855499

 

そこそこ左派の京郷新聞でさえ、ファン氏の主張を『彼の主張どおりなら、日本と交易するのも反・憲法になってしまうのではないだろうか』と疑問を提起しています。

ファン・テヨン氏が今の政府・与党にどれだけの影響力を持っているのかは分かりませんが、少なくとも考え方においては、とても「似ている人たち」が多いのではないか。そう思わざるを得ない、今日この頃です。しかし、過激ではないと言った直後にXXはないでしょう・・

 

 

 

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