どの口が言うか・・韓国与党代表『東京オリンピックは関係改善のチャンス』

韓国与党「共に民主党」の代表イ・ナギョン氏が、『東京オリンピックは南北、韓日関係改善のチャンスだ』と話しました。日本側にも同じ趣旨の話をした、とも。ニュアンス的に、韓国の平昌冬季オリンピックで南北が仲良く(?)なれたから、それを見習って、日本も東京オリンピックで南北、韓日関係の改善のチャンスを掴むといい、そんな内容です。この記事を読んで私は「さすがにオリンピックに『来るな』とは言えないけど、まずは責任者の謝罪が必要だ」と思いました。URLだけ「kuruna」にしてみます。

 

韓国が「日本は放射能でもうダメ」と、口から泡を吐きながら叫びまくったのは、目新しいことでもありません。前の政府からずっとありました。でも、少なくとも最近の共に民主党に範囲を絞ってみると、去年8月、韓国では『放射能問題を新しい外交圧迫の手段として使う』流れが強くなりました。

そして、その中心には、共に民主党、外交部、文化体育館がありました。文化体育観光部及び関連委員会の国会議員たちがはしゃいでいたのは、この件を『東京オリンピックと繋げて、日本を圧迫する』ためです。放射能問題でとりあえず騒いでおけば、日本の対韓輸出管理見直しに対する対抗カードになれる、という見苦しいやり方を目指したわけです。ニューシース、文化日報など多数のマスコミも、『効果的』『安倍のアキレス腱』などと報道し、この動きを支持しました。

 

去年9月、共に民主党の日本経済侵略対策特別委員会は、改ざんしたデータで日本の放射能マップを公開しました。去年10月には、共に民主党は『戦犯旗・放射能阻止東京オリンピックグローバル対策委員会』というものを作り、必要なら東京オリンピックボイコットまで考えているとあきらかにしました。すべて、この流れの一環です。そのとき、イ・ナギョン氏は国務総理だったし、いまは共に民主党の代表です。昨日お伝えした『叩かれる予定の知事が、国会に入る前に日本の放射能がどうとかと叫んだ』ことも、『私は共に民主党の協力者だ』というイメージを出したかったから、という側面もあるでしょう。

 

 

そんな共に民主党の代表が、しかも韓国では代表的な『知日派』とされ、この前日韓議員連盟の河村幹事長とも面談したばかりの、イ・ナギョン氏が・・・何の謝罪も無しに「東京オリンピックで関係改善」を当たり前のように話すのは、あまりにも不自然です。以下、オーマイニュースから部分引用してみます。

<イ・ナギョン 共に民主党代表が、国政監査で、来年東京オリンピックを南北と韓日関係の改善の契機にしなけれならないと述べた。イ代表は21日午前、国会で開かれた画像会議で、駐日大使館と駐中大使館、外交統一委員会の国政監査で、一昨年の最高裁強制徴用判決以来最悪となった韓日関係について集中的に尋ねた・・

・・イ代表は「安倍総理時代にも韓日の協議があったが、その度に首相官邸でブレーキをかけたと聞いた」とし「菅総理の就任後は、変化があるのか​​」と尋ねた。これに対してナム・グァンピョ駐日大使は「以前より硬直した部分が解ける傾向があり、肯定的な雰囲気が形成されていると感じている」とし「菅総理は、安倍政権を継承するが、安倍総理とは異なる現実的なアプローチを持ってている」と述べた・・>

 

去年、国務総理だったイ・ナギョン氏は、訪日し、安倍総理と面談したことがあります。韓国ではものすごく期待されていましたが、実績はゼロでした。それを、自分のせいではなく「総理官邸がブレーキをかけたからだ」と言い訳したかったのでしょうか。ちなみに、ナム代表が現実的なアプロぉぉぉチを話していた頃、菅総理はインドネシアで『現金化すれば、日韓関係は深刻な状態になるだろう』といい切っていました。最後に、私は平昌冬季オリンピックが『利用された』だけだと思っています。少なくとも、南北や米朝関係、及びその結果からすると、です。

 

 

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