在日本韓国大使『3不(3NO)は、約束ではない。だから破っても違反ではない』

韓米同盟に関していろいろと良からぬ話が聞こえてくる中、在日本韓国大使のナム・グァンピョ氏が、『中国に表明した3不は、約束ではない。だから破っても約束違反でもなんでもない』と話しました。ナム大使は、中国への3不(3NO)を主導した人物です。以下、東亜日報の記事から部分引用します

 

<大統領府国家安保室2次長だった頃、いわゆる「3不」合意を主導したナム・グァンピョ駐日韓国大使が21日、「(3不の原則は)約束したものではない」と何度も強調した。3不の原則が「約束」ではないという政府の従来の立場を再確認したものではあるが、中国に対して明らかにした「△高高度ミサイル防衛システム(THAAD)追加配置しない△米国のミサイル防衛システム(MD)に入らない△韓米日協力の軍事同盟への発展を推進しない」という三つを破ることもできるという意味であり、中国の反応が注目される。

 

ナム大使はこの日、国会外交統一委員会の国政監査で「中国と3不合意をしたか」という質問に「合意ではない。中国の3つの懸念に関連し、交渉当時まで私たちがとっている公開立場を説明したのがすべてだ」と述べた。

「それならTHAAD追加配置、MD加入などを、韓国政府が今後必要性があると考えて決定しても、中国が約束違反だと言うことはできない、そういうことか」という質問に、ナム南大使は「約束しなかったから、約束違反だとは言えない」と述べた。

 

政府は、2017年に中国が外交部ブリーフィングで「3不の原則」に「約束」という表現を使用したことに正式に問題を提起しており、中国は「約束」を「立場表明」という表現に修正した。しかし、このため、ある種の約束を交わした裏の合意があったのではないか、という疑惑が出ていた・・>

 

ナム大使、同じく国政監査で「日本との話し合いに進展がある」と話したものの、ちょうどその時、菅総理はインドネシアで「現金化したら深刻な状態になる」と言い切っていました。個人的に、国政監査で適当に「進展がある」と、自分に有利なことを話しただけではないか(具体的な言及もありませんでした)と思いました。そして、同じく国政監査で、今度は『3不は破っても、中国は約束違反だと言えない』、と。ひょっとして、これも同じく『自分が怒られないように』答えただけではないでしょうか。どのみち、中国側の反応が気になります。

 

 

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