小学生たちに反日を植え付ける、韓国の反日絵本

以下、韓国の小学生用絵本『恥ずかしい世界遺産・軍艦島』の絵を紹介します。少女がタイムスリップして、過去で「ソェドリ(쇠돌이)」という名の少年と出会い、日帝と軍艦島の恐ろしさを知るという内容だそうです。画像は、大邱市北区の公式ブログ2017年9月21日「軍艦島原画展示会」からキャプチャーしました。

韓国の保守ネットメディア「メディ・ウォッチ」が、日本で「軍艦島で朝鮮人虐待・差別は無かった」と世に知らせるために努力している方々を記事にしました(日本側の記事を紹介する形になっています)。その中で、この韓国の絵本に関する内容があったので、引用してみます。

 

<・・韓国で2016年に出版された小学生のための絵本「恥ずかしい世界文化遺産軍艦島」の内容には驚いたという。この絵本には、島に来たこともない朝鮮半島出身の「少年」の姿が描かれていた。この絵本では、少年たちが実は島のどこにもなかった「狭くて息苦しい宿」閉じ込められ、やはり存在していなかった「日本の監視兵」から鞭を打たれ、脱出を試みて殺され、少年の遺体がジャガイモ袋にぐるぐるされ、捨てられているなど、「事実無根の奇抜な内容」(中村氏)が目立った。

この絵本は、長崎の原爆投下をめぐり「日本は朝鮮の少年が島から出る機会を一度だけ与えました。死の街と化した長崎に連れて行って、後始末をさせたのです。最後に、私たちの同胞の少年が、全身に放射線被害を受けて、徐々に死んでいきました」と書いている。

韓国の絵本の推薦文を書いた左派系市民団体の関係者は、「私たちは歴史を正しく知って、(朝鮮半島)統一を実現する必要があります。この本を読んで覚悟を新たにする機会になるように努力します」と訴えている。日本に分断の責任を転嫁して、核を放棄していない北朝鮮との統一をあおるようだ。

 

実際には、韓国では小学校3年生から6年生を対象におり、放課後の学童保育時間に、外部担当者が訪ねてきて、この絵本を紹介した例もある。韓国保守インターネット新聞のメディアウォッチの黄意元 社長は、「これにより、子供たちに反日意識が植えられるのは必至です。正規授業でも副教材として使用される可能性があります」と指摘する。現在、岩崎松子さんと中村陽一さんは「明治日本の産業革命遺産」を推進する「産業遺産情報センター」(東京都新宿区)でガイドをしながら、島の真実を伝える活動をしている・・>。

 

 

岩崎松子さんと中村陽一さんは、このような韓国側の無茶苦茶な絵本に衝撃を受け、実際に端島で暮らした人たちの回顧を描いた『端島(軍艦島)の詩』という挿絵集を出版しました。アマゾンなどからは一切ヒットしないのが残念です。

 

さて、最後に本ブログらしいツッコミを一つ入れたいとおもいます。韓国の絵本「恥ずかしい世界遺産軍艦島」に登場するという、少年の名前、ソェドリ。一般的な名前ではありませんが、鉄と石を意味する、とても強そうで、韓国人にはとても親しい名前です。

一般的でない名前が、なんで親しいのか?それは、日本のアニメ「マジンガーZ」が韓国で放送されたとき、そのパイロット「兜甲児」の、韓国語版の名前だったからです。いまでも40代の韓国人なら、マジンガーZの操縦者を「ソェドリ」と呼びます。

明日(25日)、1日休みます。久しぶりに日帰り旅行に行ってきます。

 

 

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