結局、またパク国情院長関連となりました。30分(外務省発表だと25分)の面談(外務省発表では表敬訪問)だったから、当然といえば当然ですが、『具体的な話は何もなかった』ことが分かりました。また、同じく二階氏を介して行われた(と言われた)、去年10月の「ある出来事」を紹介したいと思います。以下、聯合ニュースです。
<<加藤勝信 日本官房長官は11日、日本を訪問し菅義偉総理を礼訪(表敬訪問)したパク・チウォン国家情報院長が、韓日関係の具体的な提案はしなかったと明らかにした。
加藤官房長官は同日午前の定例記者会見で、パク院長が「金大中・小渕宣言」に続く新しい韓日共同宣言を提供したという日本マスコミ報道が事実なのかどうかを尋ねる質問にと、「パク院長の発言については、あくまでも相手の発言であるため、具体的な内容については深く言及することはご遠慮したい」と述べた。それとともに「相手から新しい共同宣言の作成を含めて、日韓関係の具体的な提案があったわけではない」と述べた。パク院長から新しい韓日共同宣言に関連した発言には、具体性がなかったという説明だとみられる。
加藤官房長官は、パク院長の菅総理表敬訪問に関し、「総理は北朝鮮の対応をはじめとする日韓、日米韓の協力は不可欠であるとの旨を述べ、旧朝鮮半島出身の労働者の問題など、非常に厳しい状況にある日韓関係を健全な関係に戻すきっかけを、韓国側が作るように改めて要求した」と説明した・・>>
昨日追記した外務省HPの内容と、一致しています。
去年10月24日、ちょうど1年前、韓国のイ・ナギョン氏が『知日派』『二階幹事長と仲がいい』などの理由で、安倍総理を表敬訪問したことがあります。あのときは、文大統領の親書を持ってきました。また、当時も時間は20分程度と短かったのですが、イ・ナギョン氏は日本語ができるので、少なくとも通訳にかかる時間は節約できたのではないか、とも思えます。当時、まだ名前も決まっていない新党の代表だったパク・チウォン氏がインタビューでどんなことを言ったのか、去年10月24日の聯合ニュースTVから引用してみます。
<<・「私は。すでに十分に水面下で会話があったし、安倍総理と李洛淵(イ・ナギョン)総理が会ったこと自体が、問題を解いていくことだと肯定的に見ています」
・「日本の変化は、日本の自民党のNo.2である二階幹事長が、日本は韓国に対してもっと大人になるべきだと話したとき、その時から変化し始めました。だから、私はうまく働いていくだろうと見ています」
・「ナンバー2の二階幹事長と会って、一晩話し合っただけでも、私はもう(※日韓関係は)良くなると思います」
・「(※この話を聞いた番組のアンカーが『何か期待できることがあるのに隠しているのではないか』と話し、その返事として)やはり徴用問題、その賠償問題についてもっとも気を使っているし、そのようなことは、イ・ナギョン総理こそ最高の知日派であり、日本の専門家ではありませんか。だから、十分に、そのようなことはすでにしました。そして私もまた、そんな裏の話をここで口にするわけにはいきません」>>
・・・いや、それからも何もなかったと思いますが。なにかありましたっけ。何も持ってない人が『お願いだ。私にこれを使わせないでくれ』と強がっているようにも見えますが・・気のせいでしょうか。一つ分かるのは、パク・チウォン氏が『とりあえず会えばなんとかなる』と思っている、ということです。昨日も、菅総理の日程にも入っていない迷惑な訪問でした。
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