朝鮮日報「『放射能オリンピック』を広げていた人たちが、急に『平和オリンピック』と言っている」

一部のメディアを中心に、日本に関係改善をもとめる文政府及び与党に対する皮肉が表出されています。『文大統領支持者たちの基準だと、いまの文大統領は土着倭寇ではないのか』『東京オリンピックを放射能オリンピックだとしていた人たちが、いまは平和オリンピックだと言っている』などです。ほとんどはネットメディア中心ですが、大手では朝鮮日報が同じ論調の記事を載せています。以下、朝鮮日報の記事から部分引用します。

<<・・安倍総理当時、「放射能オリンピック」を浮上させたのは、私たちの与党側である。過去史問題、輸出規制の葛藤局面で反日扇動を率先、「竹槍の歌」を叫んだ共に民主党は、東京オリンピック競技場が放射能影響圏にあるという地図を公開し、「オリンピックボイコット」を議論すべきだとした。議員たちは「放射能オリンピック反対」ポスターを相次いでソーシャルメディアに上げた。 「日本が過去の歴史を謝罪しなければ、全世界の良心がオリンピックボイコットをするだろう」「経済戦犯国は、平和の祭典を主催する資格がない」と五輪反対の声を高めた。

・ところが、最近の与党側から出てくる話は180度違う。突然、国情院長や与党議員たちが相次いで日本に走っていき、「平和オリンピックになるように積極的に支援する」と言った。与党院内代表は、「コロナに疲れた全世界の人々を慰める東京オリンピックになることを期待する」と言った。猫も杓子も東京オリンピックを讃えている。極端な文大統領支持者たちからすると、完全な「土着倭寇」だ。 「竹槍部隊」が突然「土着倭寇」になった理由が気になる。

・今、ムン・ジェイン大統領は、東京オリンピックに首ったけにされているという。金正恩とバイデンを東京に呼んで、南北米日首脳会談を繰り広げるのだ。 「平昌オリンピック」のような夢を見ているのだだ。そのためには、日本との関係が良くなければならない・・>>

 

下手に分析しようとする記事より、むしろこういう記事のほうが「普通、そう思っちゃうよな」と思えます。親日か反日かは別にして、手のひらを返すにもほどというものがあるでしょう。いまの文在寅政府は、ただ風に吹かれて宙を舞うビニール袋のようです。

朝鮮日報のような大手がこんな記事を載せるのは珍しいですが、右派・左派区別なく、ネットメディアなどでも似たような論調が見られるようになりました。「アジアタイムズ」というネットメディアの記事を一つ紹介して、終わりにします。

 

<<・・大統領府と政府は、従来とは異なり、最近の韓日関係の改善に比較的積極的な歩みを続けている。一部の文大統領支持者たちが当惑するほどだ。文大統領は、就任当初から強い反日基調を続けてきた。政治的に追い込まれると、いつも反日の流れを作って乗り越えてきた。そのように強い反日感情を表出してはいたが、1978年に死去した文大統領の父親、故ムン・ヨンヒョン氏は、咸興農業高等学校を卒業し、日帝時代に興南市役所で農業係長と農業課長を務めたことが確認されている・・

・・いままであまりに強く反日扇動をしてきたこともあって、文在寅政府の積極的な歩みを、菅総理側がどう見ているかは分からない。菅総理は、キム・ジンピョ議員の訪韓要請に「条件が備わっていない」とし、両国間の最大の懸案である徴用問題に韓国が解決策を提示しなければならないという立場を固守した・・>>

 

 

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