駐日韓国大使のナム・グァンピョ氏が、日本・韓国の経済・ビジネスマンたちを集めた『日韓経済人会議』で、『両国関係が苦しい状況だが、韓国政府は最善を尽くしている』と話しました。この会議は東京とソウルで同時にオンラインで開催されました。
露骨には言ってないけど、『日本(輸出管理厳格化)のせいでこうなったが、韓国政府は最善を尽くしている』というニュアンスです。日本企業の資産売却(現金化)事態が、韓国のせいではないという印象づくりのためのものだと思われます。福田元総理と額賀議員が「そうだそうだ」役として出演しました。以下、聯合ニュースから部分引用してみます。
<<ナム・グァンピョ、日本駐在韓国大使は、27日、強制徴用関連訴訟問題で悪化した韓日関係の改善のために韓国政府が努力しているという点を、日本企業関係者たちにアピールした・・
・・ナム大使はまた、「韓国と日本は、最も近い隣国として緊密なサプライチェーンを作成・成長させてきた」と「残念ながら、昨年下半期以降、韓日経済関係が困難な状況で簡単に抜け出せずにいる」と述べた。韓国最高裁の徴用賠償判決に対する事実上の報復措置として、日本政府が昨年7月に半導体核心素材の韓国輸出規制を始めたことで、両国関係が悪化した状況に言及したものである。
彼はそれとともに、現在の状況について、両国企業の懸念と心配が非常に大きいことを知っているとしながら、「韓国政府は、誰にも何の役にもたたない、両国の国民と企業に苦しみと損害だけを与えている現在の状況を打開するために、最善を尽くしている」と強調した。
南大使は最近、韓国で高官が相次いで日本を訪問するなど、これまで以上にコミュニケーションを強化するための努力をしていると付け加えた・・
・・ナム大使は、「両国関係にはいつも浮き沈みがあったが、両国の経済人たちが長年培ってきた信頼と友情が強い支えになった」とし、その求心点となった韓日経済人たちの今回の会議が、韓日関係の改善の重要な礎石になると述べた・・>>
いやいやいやいや、1965年から続いた条約を破り、『現在の状況』を作ったのは韓国でしょうに。今の状況で「韓国政府は努力している」と言ったところで、説得力があるとはとても思えません。「いったい誰だこんな状況にしたのは!」としながら、鏡のほうを指差しするようなことでしょう。
会議には、日本側VIPとして福田康夫元総理と額賀福志郎日韓議員連盟会長が挨拶し、『韓国は重要な貿易パートナー』『日本は韓流ブーム』とかそんな話をした、とのことです。
拙著<「反日」異常事態>が発売中です!ありがとうございます!
♨ 拙著のご紹介♨
以下、拙著の題の部分はアマゾンリンク(アソシエイト)になります。リンクされたページで電子書籍版もお選びいただけます。
・現在の最新刊は<「反日」異常事態(2020年9月2日発売)>です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。本ブログの「反日 異常事態」紹介エントリーもぜひお読みください!
・<高文脈文化 日本の行間>は、私が日本で暮らしながら感じた『日本語』に関する本です。
・<なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか>は、韓国社会の「借りたお金を返さない」心理と日韓関係の現状の類似点を考察した本となります。
他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。ありがとうございます。
・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。
・本ブログのコメント投稿、VPN・PROXYからはうまくいかない場合があります。リンクはhttpの「h」を消してください。