韓国、QUAD訓練を「無視」?・・コロナを理由に参加せず、オブザーバーすら派遣せず

日米豪印の4カ国、いわゆる「クアッド」の訓練(詳しくはクアッド+カナダ)に、韓国軍は不参加、オブザーバーすら派遣しなかったことが分かりました。去年には初めて哨戒機を派遣しましたが、今年は「新型コロナを理由に」不参加、とのことです。しかし、日本とオーストラリアは去年だけでも数回に渡って連合訓練を行っており、言い訳としてははっきりしないと指摘されています。ちなみに、バイデン政府でアジア政策の総括とされる「NSCインド太平洋調整官」に内定されたキャンベル氏は、韓国を含めたクアッド拡大の必要性を主張しています。以下、ニュース1の記事から部分引用してみます。

 

<<米国が主導する安全保障協議体「クワッド(Quad)」4カ国が太平洋で対潜水艦作戦の訓練を始めた。南シナ海と東シナ海一帯で活動半径を広げている、中国の原子力潜水艦を狙ったものである。韓国軍は、昨年、海軍哨戒機を派遣し、この訓練に初めて参加したが、今年は新型コロナウイルス感染症(コロナ19)拡散を理由に参加しなかった。

16日、米海軍第7艦隊司令部によると、米国・日本・オーストラリア・インドなどクワッド4カ国とカナダ軍は、12日(現地時間)から、グアム沖での多国籍対潜水艦作戦訓練「シードラゴン」を実施中である。

 

シードラゴンの訓練は毎月1月に米海軍主導で行われる連合訓練では、参加国の対潜水艦作戦能力を引き上げることが主目的である。各参加国が派遣した海上哨戒機は、グアムのアンダース基地を離陸して一帯の海上で実戦のように敵潜水艦を追跡・ナビゲートし、地上作戦統制所では、各国要員の作戦計画・戦術討議が行き交う。今年の訓練には米海軍P-8哨戒機2機をはじめ、オーストラリア空軍、カナダ空軍、インドの海軍、日本の海上自衛隊など5カ国の対潜戦力が参加した。特にインド軍の参加は、過去2019年の訓練名称がシードラゴンになってからは今年が初めてだ。クワッド4カ国が訓練に初めて団結したわけだ・・

 

 

・・米海軍の多国籍連合訓練は反中国の性格が濃くなっており、韓国軍の負担は重くなるばかりだ。訓練参加するかどうかをめぐり、米国と中国の中で挟まれた格好である。韓国軍は、昨年1月にシードラゴン訓練にP-3C海上哨戒機を参加させたが、今年の訓練は参加しなかった。2019年以前から派遣してきたオブザーバーも派遣していない。最近、国内外のコロナ19の拡散による決定だったのが軍の説明である。軍関係者は、「昨年12月にコロナ19が拡散する傾向で軍防疫指針と将兵の健康を考慮し訓練不参加を米国側に通報した」と述べた。

米国が主導する連合訓練は、今後さらに反中国の性格が強くなると思われる。来る21日に発足するジョー・バイデン政権は、前政権の政策を一定部分維持するとの見通しだ。特に新任ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のインド太平洋調整官、別名「アジア・ツアール(Tsar)」に内定したキャンベル元国務省次官補は、最近の寄稿文で、中国包囲次元で韓国を含む10カ国の連合体(D-10)の必要性とクワッド拡大を挙げて注目を浴びた・・>>

 

 

そういえば北朝鮮も閲兵式でSLBM(潜水艦から発射する弾道ミサイル)を自慢していましたし・・色んな意味で、韓国としては嫌な流れになりました。

余談ですが、ハングルではもはや長音表記をしなくなったので(もともとはあります)、シードラゴンも「シドラゴン」になります。機械翻訳結果にも「時(シ)ドラゴン」、「市(シ)ドラゴン」など複数のドラゴンがいて、ファンタジーな雰囲気が味わえました。

 

 

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