本ブログで取り上げた案件なので、続報としてお伝えします。「親日派やその子孫が豊かなのは熱心に生きたからで、独立運動家やその子孫が貧しいのは、適当に生きたからではないだろうか」と書いて全方位から叩かれていたユン・ソイン氏。氏は問題となった投稿を削除、多少無理のあるやり方で、話を変えました。「『そんははずないじゃないか』と言いたかった」、「あまりにも短く書いてうまく伝わらなかった」とし、物議を醸したことを謝罪しました。しかし、独立運動家やその子孫で構成された「光復会」はユン氏を名誉毀損で訴え、8億円の賠償金を請求する予定です。以下、JTBCの記事から部分引用してみます。
<<ウェプコミック作家ユン・ソイン氏が、独立運動家とその子孫に対する発言を謝罪したものの、議論は収まりそうにありません・・
・・氏は18日フェイスブックに「(※親日派は豊かで独立運動家は貧しいという)二分法でなんとかなるなら、親日派の子孫は熱心に生き、独立運動家の子孫は適当に生きたと言える」「しかし、独立運動家の子孫の中にもお金持ちがいるし、親日派の子孫の中にも貧しい人はいるだろう」「だからそんな比較はとんでもないと言うのが、文を書いた意図だった」と主張しました。続いて「基本的に当時の独立運動家たちの多くが熱心に生きた人だと思っている。しかし、独立運動家たちの人生を一言で規定するのは違うと思う」と自分の考えを明らかにしました。
独立運動家の子孫はまだ怒っています。ユン氏に対して法的対応をしなければならないとの意見が集まっています。金元雄(キム・ウォンウン)光復会会長は、今日CBSラジオ「キム・ヒョンジョンのニュースショー」に出演して立場を明らかにしました。キム会長は今週、告訴状の提出を決定すると明らかにしました。彼は「光復会員8,300人が、1人当り100万ウォンの慰謝料を要求すると、83億ウォンになる」とし「遺族7万2,000人まで合わせると規模がより大きくなるだろう」と説明しました。また「今回のことは、単にユン・ソインつの個人の問題ではなく、そんな人に対する風土の、全体的で社会的な、私たちを、一度省察をする必要がある事件だと思う」と言いました。ユンさんを処罰してほしいという青瓦台国民請願も上がってきました。今日の午前11時基準で8万人以上に同意しました・・>>
キム会長の言う「風土」、すなわち(韓国で言う)「文化」ならではの制裁です。今後、少なくとも似たような考え方・・「独立運動家の子孫が貧しいのは、戦後社会においての個人の能力のせいもあるのでは」な類の意見表明は、誰にもできなくなるでしょう。
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