ハリス在韓米国大使、FTとのインタビューで『日系という理由で人種差別があり、びっくりした』

いまはもう任期を完遂して韓国を離れた、ハリー・ハリス大使。イギリスの「ファイナンシャル・タイムズ」とのインタビューで、韓国での人種差別にびっくりしたと答えました。以下、韓国のファイナンシャル・ニュース(名前がちょっと似てますがファイナンシャル・タイムズとは無関係です)から部分引用してみます。

 

<<ハリーハリス前駐韓米国大使が、マスコミのインタビューで、在任中、韓国と日本の間の歴史的問題で予想しなかった大きな苦労を経験したと述べた。彼は韓日葛藤局面で個人攻撃を受けたことについて、「人種差別にびっくりした」と話した。

英フィナンシャル・タイムズ(FT)は5日(現地時間)ハリス前大使とのインタビューを報じた。今回のインタビューは、退任前の先月、大使館で行われた。いまは、彼は任期を終え、先月21日に帰国している。ハリス前大使は、米国の防衛費大幅増額要求と南北協力など韓米間の意見の相違の調整事案で、米国の立場を強く代弁し、また口ひげの論議も起きた。口ひげが日本植民地時代の総督を連想させるというもので、在日米軍の父と日本人の母の間に生まれた彼の生まれを問題視することでもあった。ハリス前大使は、口ひげを剃った。

ハリス前大使は昨年1月、外信記者たちにも「私の人種的な背景、特に私が日系アメリカ人であるという点で、メディア、特にソーシャルメディアで批判されている」と述べたことがある・・>>

 

 

個人的に、ハリス大使のことで「朝鮮総督」というフレーズがもっとも記憶に残っています。これ、単純に口ひげの問題ではありません。「2019年11月にネットやマスコミで『日系米国人』強調される→2019年12月に北朝鮮が『総督のようだ』と書く→2020年1月から韓国与党の国会議員などが『朝鮮総督』というフレーズを積極的に使ってハリス大使を攻撃」という流れでした。ちょっと振り返ってみます。

 

2019年11月、ハリス大使が「文在寅大統領は従北左派に囲まれていると聞く。この点についてどう思うのか」と韓国の国会議員たちに質問したときのことです。韓国マスコミの一部はハリス氏が「日本系米国人」であることを強調し、ある国会議員は「韓日関係においても、ハリス大使は韓国が間違っていると狙って指摘する。母が日本人だから、母の実家が恋しいのだろう」と話したりしました(11月29日韓国日報)。その国会議員とは、去年11月に二階氏との友情を強調しながら訪日して菅総理と面談した、パク・チウォン氏のことです。いまは国情院(韓国のCIAのような組織)の長です。

 

そして、2019年12月からは、北朝鮮の対外宣伝メディア「ウリ民族だけで」が「怒りを醸し出す現地総督の強盗的行為」という題の記事で、「南朝鮮(韓国)米国大使というのは南朝鮮を従属の罠にハメて、政治・経済・軍事・文化などあらゆる面で米国の利益に徹底的に服従するように監視、制御する事実上の現地『総督』だ」としました(2019年12月13日韓国日報)。それからは韓国の与党側からも「ハリスは朝鮮総督」というフレーズを使うようになり、ネットでも急激に広がりました。

 

<<(ハリス大使が2020年1月16日、記者懇談会で「今後制裁を触発することができる誤解を避けるためにも、韓米ワーキンググループを介して扱うのがよい」と発言したことで)ソン・ヨンギル議員は17日、ラジオのインタビューでハリス大使に向かって、「意見表明はいいが、私たちが大使の言葉通りに従うなら、それはもう朝鮮総督だ」、「大使としての位置にふさわしくない、過度な発言ではないか」と述べた。また「個人観光は、国連制裁対象ではない。大韓民国外交が米国の作った境界線の中で遊ぶだけの外交になってはならない」と付け加えた。ソン議員はまた、ハリス大使の言動について「個人の意見なのか、本部の訓令を受けた国務省公式意見であるのか、わからない」と指摘した・・(2020年1月17日中央日報>>

わざわざ書くまでも無いと思いますが、『三菱から支援を受けた』とラムザイヤー教授を攻撃する流れと、よく似ていることが分かります。

 

 

拙著のご紹介♨・・以下、拙著のご紹介となります。本の題の部分はアマゾンリンク(アソシエイト)になります。リンクされたページで電子書籍版もお選びいただけます。

新刊<恥韓の根源>、予約受付中です。ありがとうございます!100年前の併合時代、1965年基本条約締結を前後しての時期など、古い記事を考察し、それらから今の韓国の反日思想の矛盾を浮き彫りにしてみました。アマゾンの目次・説明、ぜひ本ブログの紹介エントリー導入部を事前公開しております)もお読みください。

・<「反日」異常事態(2020年9月2日発売)>も発売中です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。

・<高文脈文化 日本の行間>は、私が日本で暮らしながら感じた、日本、特に『日本語』の不思議な魅力に関する本です。

・本ブログのコメント投稿、VPN・PROXYからはうまくいかない場合があります。リンクはhttpの「h」を消してください。サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。サブブログは、コメントに返信可能な仕様です。長くなりそうな話にはサブを利用してください。

・シンシアリーはツイッターを利用しています

© 2021 シンシアリーのブログ Powered by AFFINGER5