1940年1月3日朝鮮日報『私たち同胞が上海でやる仕事は、アヘンの販売か、慰安所の経営だ』

1940年1月3日朝鮮日報に載っている、上海現地に住む人からの寄稿文を一つ紹介します。書いた人はキム・ギョンジェ(金璟載)という人で、独立新聞の頃から記者をやっていた人です。上海時報社という会社を運営するために上海に渡ったそうで、その頃に書いた記事だと思われます。キム・ギョンジェさんが上海に来て6ヶ月。上海の朝鮮同胞たちが何をしているのかについて書いたものです。「ここで朝鮮人がやる仕事は二つしかない。一つは阿片の販売で、もう一つは軍を相手にする慰安所の経営だ」、と。以下、部分引用してみます。

 

<<私は中支に来てまだ6ヶ月しか経っていない。朝鮮人や中国の全体の状況とか問題などの動向を説明できる資料や信念はまだ持っていない。しかし、上海は中国の心臓部で、中南支への朝鮮人の進出は上海を根幹にしてこそ伸びる枝であろう。上海が中国の中心市場であり経済文化の震源地であるからには、上海の朝鮮人の現況こそが、中南支に散在している同胞たちの現状だと規定しても大差はないであろう。上海での動態が中国全体の動態と言っても、妄発だと言われることはないだろう。

じゃ、話題の順番を、「彼ら同胞たちはたちはどんな職業に従業しているのか」、「彼ら同胞たちは何を考えているのか」、「彼ら同胞のためにはどんな施設が必要なのか」、「ただいま樹立過程にある中国の新政権と半島の同胞たちに及ぼす影響について」。このように範囲を設定し、事実を事実のまま認めながら考えを綴っていく必要があるだろうと思う(※本エントリーで紹介するのは最初の「従業」の部分だけとなります)。

 

中南支といっても上海がメインで、次が南京、漢口、抗州蘇州、九江、済南、青島、威海衛香港、廣東などなどが重要な市場である。同胞たちの進出も、そこに発展の余地があり(※それら地域にさらに増える余地があり)、現在も日々増進しつつあるところである。その他、軍隊の移動に合わせて移動する同胞たちの姿も見えるが、そういうのは一時的な現象だ。

彼らは、何をして異域で生計を立てているのか。率直に言って、二つの種類の職業だけだ。一つは阿片の商売で、もう一つは慰安所経営である。慰安所というものは、出征軍人を顧客とする遊郭のことだ。阿片商売も慰安所経営も、それが内容にしても性質にしても、人に自慢できるものではなく、さらに中国人や他の民族に見られていると思うと、恥ずかしいことだ。中国の新聞を見ても、阿片を売る高麗人(※朝鮮人)が工部極に被補されたとかで、辱説(※ひどい表現)する記事がざらにある。

 

阿片を飲むのは中国人で、地位の区別も貧富の差のなく中毒者になってしまう。英国の阿片政策で祖国が滅亡の入り口まで追い込まれたことを見て聞いている彼らは、阿片商売をひどく嫌がる。慰安所経営者たちも、比較的楽にお金が稼げるので、そのお金を使うのも乱暴で無計画的で、金を稼いだからって罪を犯し、また罪を犯すのに金を使う。警察署の犯罪統計を見ると、勾留された者、退去命令を食らった者が、他の民族に比べて最優位を占めている(※もっとも多い)。正当に生きようとする人々の目からは血の涙が流れる。

ここには資本が無く知識が無くだから技術も無く、若干の資本や技術があったところで周囲の情況とか現在の立場が不平をもたらし、堕落の途に追い込む間接的な理由になることもあるにはあるだろう。しかしそんなことよりも、私たち自身がまずさらに大いに反省しないといけない。

 

私は満州の首都 新京で3年間暮らしたことがあり、満州の朝鮮人問題もあるていどは察知できているが、満州だけではなく、北支中南支でも、これのせいだあれのせいだと駄々をこねるための言い訳を見つけようとせず、自身の反省こそがまっさきにやるべき責務であろう。古い布袋に新しい酒を入れるべきでない。東亜の大勢が一大転換期に逢着し、新しい精神で新しい歴史が記録されつつあり、よって私たちの思想的範疇にも社会生活の様式にも、新しい理想と秩序が要求されており、すでに新しく創建されている。いつも古い布袋に新しい酒を入れようとするから、そこに根本的な矛盾がある、病因があるのだ・・>>

 

 

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