MBCが、連続で「日本がロビーで~~~」というニュースを流しています。いくつかありますが、その中の一つ、桜関連のものを紹介します。以下、MBCニュースから引用します。動画の自動再生にご注意ください。
<<桜祭り、桜の女王。東京にありそうなこのイベントは、米国の首都ワシントンの真ん中で毎年開かれており、もちろん、日本政府と企業が後援します。お祭りであるだけでしょうか?日本が狙うのは、そう、日本に友好的なイメージを、米国社会に植えておくととです。桜の花が満開の湖畔で、凧あげイベントと日本酒の試飲会が盛り上がっています。着物を着て扇の舞を踊る少女たちと、日本の伝統的な太鼓演奏団。一見、東京の遊園地に見えますが、ここは米国の首都ワシントンの中心部です。
【桜祭り中継放送]「今後も日本との友情を記念しています」。花のカゴに乗った桜クイーンも人気です。米国の50の州で一人ずつ選ばれた候補者の中で、今年のクイーンに選ばれると、日本の王室を訪問し、首相とも会うことができます。
[タイリア・ウエスト/ 2019年桜の女王]「安倍総理が明るく笑っていました。暖かさと優しさを感じました。」
安倍、野田、鳩山、小泉など歴代総理も桜クイーンを官邸に招待しました。祭りは100年前、東京市長がワシントンに桜の木をプレゼントして始まりました。日本企業と政府が費用のほとんどを後援した祭りを見るアメリカ人。数十万人の心を虜にします。
【杉山 晋輔/当時駐米日本大使]「祭りは、米国と日本両国の美しい連帯を象徴します。」
日本のプロモーションは、これだけではありません。日本のロビーの記録を見ると、アメリカ人が滞在費の心配もなく、日本で英語を教えるようにしてくれるJETプログラム、アメリカの学生にホームステイを提供するカケハシ プログラム、アメリカの高校生を対象とした日本語スピーチ大会「ジャパンボウル」など様々です。
[マークナッパー/米国国務省副次官補]「(2020年ジャパンボウル歓迎の言葉)ここまで来てくれたことを本当に賞賛します。今日も頑張ってください。」
慰安婦被害者は無視しながらも、安倍政権が世界の女性の人権を伸長するとして突然作られた国際女性会議、も主要な自慢ごとです。
[イバンカ/当時ホワイトハウス補佐官(2017年国際女性会議)]「(女性の経済参加のために)有給家族休暇を拡大した安倍総理に拍手を送ります。」
昨年、日本外務省が用意した戦略的な対外広報予算は742億円、私たちのお金で7,800億ウォン水準。用途の一つは、ラムザイヤーハーバード大学教授のような親日派人材育成と書いてあります。この予算は、過去2015年、安倍政権が3倍に増やした後、維持されています。
【保坂祐二/世宗教授]「歴史問題において、本当は日本は悪いことしていないという国際的な世論を作るための…」
第二次世界大戦終戦70周年を迎え、米国のシンクタンク・ピューリサーチが実施した世論調査で、アメリカ人61%は、日本が過去の戦争に十分謝罪した、または謝る必要がないと答えました。執拗かつ全方位的なロビーと広報を通じて、日本が戦犯国家イメージ洗濯に成功しているのです>>
ちなみに、MBCはラムザイヤー教授の件でも『いったいどれだけ大金を使えばこんなことができるのでしょうか』などと報じています。前にも指摘したことがありますが、日本側が支援するのは『親日』な人たちだけではありません。イ・ヨンフン教授など「親日派」とされる学者たちに対しても、韓国社会は「内容への反論」ではなく、「トヨタの財団から支援を受けた」を理由に、イ・ヨンフン氏を踏み潰そうとしました。しかし、トヨタの財団から支援を受けた韓国の学者や団体には、左派寄りのハン・ホング氏や、故パク・ウォンスン市長が関わった民間団体『希望製作所』関係者なども含まれています(ペンアンドマイクの記事)。
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