文大統領、「韓国政府が代わりにお金を払えばどうか」提案を拒絶・・「必要なのは日本の真の謝罪」

いままで韓国側から提示されてきた『解決案』は、基本的に、賠償金の分を日本企業ではない主体が代わりに弁済する趣旨のものでした。もちろん、それらは解決にはふさわしくないものばかりでしたが、それでもいくつかの案が出ては消え、出ては消えました。それらの案の共通点は、『代わりに弁済する』ことです。特に、一部には、韓国政府が弁済に参加する形を取るものもありました(韓国政府「だけ」の案は、見たことがありません)。

何かの形で韓国政府がお金を出すようになると、これは間接的に『基本条約に対する韓国司法の判断に問題があった』を、韓国政府が認める形になります。韓国としては、『韓国』そのものが国際法違反状態だとはとても言えないから、そんな間接的な形を取るのはどうか、という意図もあったのでしょう。韓国内、左派陣営ですら、『盧武鉉政府のときだって、韓国政府が補償してきたではないか』という見解は確かにあり、それが韓国政府(が参加する)弁済案に繋がったのではないか、そんな気もします。ですが、文大統領自ら、この『韓国政府が弁済することはできない』と言い切りました。韓国政府がお金を出しても解決される問題ではない、必要なのは日本の真の謝罪だ、というのです。ある意味、今まで(効果があったとも言えませんが)韓国側の議論そのものを全否定して振り出しに戻すような発言です。以下、マネートゥデーの記事から引用してみます。

 

<<ムン・ジェイン大統領は19日、日本軍慰安婦被害者と強制徴用賠償問題と関連し、「(被害)当事者が納得しなければならない」と話したと伝えられた。文大統領はこの日、共に民主党指導部との懇談会で、「補償金のせいで解くことができない問題なら、それを国家が解決し、前向きに韓日関係を解いていくのはどうか」という趣旨の質問に、「政府がお金を代わりに弁済して解決されるような問題ではない」と言ったと、複数の参加者が伝えた。

文大統領は「日本の心からの謝罪に(問題が解決するかどうかが)かかっている」と発言したことが分かった。ある出席者は、「私たちは被害者中心解決主義だ」、「外部から(被害者の)補償金の問題が主な原因ではないかという指摘もあるが、(文大統領は)そうではないと言ったのだ」と説明した。続いて「当事者が受け入れない場合、解決することができないというのが本質だ」と付け加えた。

これと関連し、カン・ミンソク大統領府報道官は、「政府間の合意がなされても、被害者の同意が重要であるという通常の立場を繰り返したものだ」とし「慰安婦被害者の現在の状況を説明した後、韓日間の協力が必要であり、韓・米・日の関係も重要だから、韓日関係正常化のために党も努力をしてほしいという趣旨だった」と説明した>>

 

いや、どうでしょう。そんな趣旨の発言には聞こえませんが。カン報道官の発言は、ある種の『火消し』している感じもします。特に、『公式合意があっても』として、慰安婦合意が政府公式合意であることを再び強調していますが、いざ文大統領が慰安婦合意について言及したという話はありません。多分、文大統領が大統領府の人たちと調整せずに発言したのではないか、そんな気もします。どのみち、大統領『様』が言ったからには、これから韓国側で提示される解決案には、韓国政府に関する話は無くなるかもしれません。どのみち、韓国が『国際法違反状態』を認めないかぎり、問題の解決は難しいでしょうけど。

 

 

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