「マッカーサー像」製作者の別の作品、『親日作家の作品』という理由で撤去決定

反日と反米が微妙な関係にあるのは、そう目新しい話でもありません。この話をするたびに本ブログが「(それは確かにそうだけど)反日は決して左派だけのものではない」と注釈を付けているのも、もう結構前からです。ですが、今日(記事の日付は昨日)、「あららーそういうことだったのか」と、これはなかなか絶妙だなと思ったことがあるので、紹介します。

 

1890年代、韓国では「東学革命」などと知られている甲午農民戦争の関係者の一人に、チョン・ボンジュン(全琫準)という人がいます。親日や外国勢力に対するテロリストですが、案の定、韓国では「将軍」と呼ばれながら過大評価されています。

全羅北道の某所には彼の像がありますが、これ、数年前から『親日作家の作品だから撤去すべきだ』というクレームが相次ぎました。しかし、いままでは、韓国屈指の有名作家「キム・ギョンスン」氏の作品ということもあって、撤去されませんでした。彼は南山のアン・ジュングン像、徳寿宮の世宗大王の像など、韓国が偉人とする人たちの像を数十点も制作した作家です。

でも、最近の「親日清算!親日清算!親日清(吐血」な流れもあって、結局、撤去が決まりました。自治体の権限によるものではありますが、他の自治体も、キム・ギョンスン氏の作品を撤去すべきだとする要求に、いままで以上に負担を感じるようになるでしょう。引用ではありませんが、該当地域のMBCのニュースをソースとしてリンクしておきます。

 

ですが、仁川自由公園のマッカーサー像も、このキムギョンスン氏の作品であることが分かりました。ご存知、マッカーサー像は、親北勢力によって何度も撤去要求・デモがありましたが、いままでは撤去されずに済みました。

ここは、2016年9月17日、オーマイニュースの記事を引用してみます。

<<・・ソウル光化門の忠武公李舜臣(イ・スンシン)将軍像、南山安重根像と白凡・金九先生像、オサン公園の安昌浩先生像、ソウル宗廟公園のイ・サンジェ先生像、全羅北道のチョン・ボンジュン将軍像、徳寿宮の世宗大王賞、仁川自由公園のマッカーサー将軍像など40点余りの愛国先烈と歴史の偉人たちの像を製作した彫刻家キム・ギョンスンも、親日家という事実である。彼の兄であるキム・インスンも親日履歴がある。兄弟は日帝下、代表的な親日美術団体である朝鮮美術家協会の幹部(評議員)として活動し、展示収益を国防献金に捧げた。親日清算を叫んでいる市民社会団体が「親日彫刻家によって作られた愛国先烈の像を放置するのは、民族史の歪曲行為であり、国民の寄付で再立て民族の精気を回復したい」と主張するのが、説得力を得る理由である・・>>

 

なかなか絶妙だな、と思いました。いますぐマッカーサー像が撤去されることは無いだろうけど、少なくとも撤去を要求する側としては、名分が増えたと言えましょう。この理屈だとイ・スンシン像も撤去しないといけなくなりますが、そもそも彼らの主張は、偉人を称えるためではなく、ただ日本と米国が嫌いなだけですから、そんなの微塵も気にしないでしょう。自分側の作家に新しいものを作らせればいいし、マッカーサー像は別の適当なモニュメントを作って「これは平和をイメージしたもので」としてしまえば、それだけです。

 

 

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