韓国、文大統領の31節演説で「これでよし。もうボールは日本側にある」

韓国政府が、『これでもう韓日間の正常的疎通は日本にかかっている』と話した事が分かりました。『これ』とは31節演説のことですが、あれで何がどう変わると思っているのでしょうか。

記事もまた記事で、前半部で『米国は31節演説を評価したと伝えられた』といておいて、後半部では『米国もきっと31節演説を評価するだろう』になります。なんか、いろいろ混乱しているのではないか・・そんな気もします。以下、世界日報の記事です。

 

<<政府は2日、「今後、韓日間の正常的な外交疎通はもう日本の分だ」と、日本に対話の必要性を強調した。ムン・ジェイン大統領は前日の3・1節記念辞で、韓日関係改善の意志を明らかにした。この日、韓米外交当局間協議では、米国が文大統領の3・1節記念辞を肯定的に評価したことが分かった。

チェ・ヨンサム外交部スポークスマンはこの日の定例ブリーフィングで、「(過去史問題の)解決の議論のためには、対話をしなければならない」と明らかにした。他の外交部当局者はこの日、記者たちと会って文大統領の祝辞について「日本国内の雰囲気上、すぐ呼応を期待できないかもしれない」としながらも、「難しい過去の懸案と関連し、相手の立場で考える精神の対話の意志を明らかにした部分に注目されることを望む」と述べた。

 

しかし、日本政府は、強制動員賠償判決とこれに伴う韓国内の日本の資産現金化の問題、日本軍慰安婦賠償などの、解決策が用意されない限り、対話は難しいとの基調を見せている。特に、1月以降は慰安婦賠償問題に特に敏感に反応していることが分かった。

この日の午前に行われた韓米外交当局間の局長級協議では、米国側が文大統領が3・1節記念辞で、韓日関係改善の意志を明らかにしたことを肯定的に評価したと伝えられた。前に国務省は記念辞に関する立場を問うマスコミ問い合わせに、「バイデン政権は、米国の同盟、特に北東アジアの中核同盟である韓国、日本との関係強化に専念している」と述べた。

 

外交部当局者はこの日、記者たちと会って、「米国も当然3・1節記念辞を評価するだろうと思っている。ただ、米国側が何か追加的な動きを見せるかどうかは言い難い部分」と述べた。チョン・ウィヨン外交部長官は先月、国会外交統一委員会で、韓日関係にアメリカの支援を受けることもあるコメントしている>>

 

1日午後あたりの記事なら分かりますが、これ、昨日の21時過ぎの記事です。日本側は言うまもなく、韓国のマスコミすらも「なんだ、具体的な案は無いじゃん」な記事を載せた後のことなのに・・外交部当局者が話したというのも、2日の午後過ぎでしょう(午前に当局者会議があったそうですから)。どうすればこんな分析が出来るのか。ひょっとして、これも『日本も当然3・1節記念辞を評価するだろう思っている』としているのでしょうか。どう考えても、ボールがあるのは、日本側でも米国側でもなく、韓国チームのロッカーの中です。

 

 

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