韓国の米中同時ラブ大作戦、続報です。もうすぐ米国で始まる日米韓安保補佐官(日本は国家安保局長、韓国は国家安保室長)会談で、米国側が「南シナ海問題を議題として取り上げる」と明らかにしました。つい昨日までは「北朝鮮の核問題」が主な議題になるのではないかと言われていました。急にこんな話が出てきたのは、同じ日に中国と外相会談を行う韓国側を意識したものではないか、と指摘されています。
また、急に4月に韓米首脳会談が行われるという話が出てきて、話題になっています。一部のマスコミは「4月には菅義偉総理の訪米が確定しているし、バイデン大統領が主宰するオンライン気候サミットが4月22~23日に予定されているため、4月に文大統領が訪米するのは日程的に無理があるのではないか、と指摘されています。いろいろ、記事を引用してみます。まず、ニュース1からです。
<<米国政府が、バイデン政権発足初の 韓米日安保司令塔の会議で、中国関連事案が議論されることを明らかにして注目される。これを置いて、3日に中国で開催される韓中外相会談を意識した発言ではないかという観測も出ている。米政府当局者は1日(現地時間)ニュース1などとのカンファレンスコール(※電話会議)で、メリーランド州アナポリスの海軍兵学校で開かれる韓米日安保室長会議の関連事項を紹介した。
この過程で、高位当局者は「北朝鮮だけでなく、この地域の他の戦略についても議論する」と、韓日の安保司令塔と半導体事案を扱うとした。彼はまた、「非常に深刻になっている、ミャンマーの状況と、幅広い安全保障問題である南シナ海と関連しても話があるだろう」と説明した・・
・・しかし、韓国政府は、今回の韓米日安保室長会議と韓中外相会談の日程が重なったことは「偶然」と説明しているだけだ・・
・・これに対してムン・ソンムク韓国国家戦略研究統一戦略センター長は、「韓米日安保協力は、地域の安全保障協力という側面もあるが、中国を牽制する目的のほうが大きい」、「韓米日安保協力で韓国が『弱い環(※弱点)』と評価されている状況で、米国も韓国に対して疑問があるだろう。米国は、韓米日安保室長会議で、『同盟を逸脱するな』を明確に示すだろう」と展望した>>
あと、急に「4月に韓米首脳会談」という話が出てきて、各紙が報道していますが、具体的な情報を持っているところは無いように見えます。どこから出てきた話なのかは分かりませんが、ニューシースは「多分、韓米日安保会議で、国家安保室長ソ・フン氏が米国のジェイク・シャリバン米ホワイトハウス安保補佐官にそういう話をするのではないか」と報道しています。以下、ニューシースから該当部分だけ引用してみます。
<<・・米国現地時間2日午前、米国メリーランド州の米海軍士官学校で予定されている韓米日安保室長会議で、ソ・フン国家安全保障室長が、ジェイク・サリバンホワイトハウス国家安保補佐官に韓米首脳会談の開催を打診するものだと予想される。
ただ、米国が受け入れかどうかは未知数だ。バイデン大統領主宰のオンライン世界気候サミットが4月22〜23日に確定した状況で、韓米首脳会談を追加で組み込むのは、現実的に難しいという観測が、もっと説得力がある・・>>
ちなみに、菅総理の訪米も16日に延期となりました。スケジュール的に確かに難しいと思われます。これもまた個人的な私見にすぎませんが、韓国としては、習近平氏の訪韓(韓中首脳会談)する前に、とりあえず韓米首脳会談を先にしたという記録だけ残しておくためではないのか・・そんな気もします。コウモリ外交も大変ですね。
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