日本大使館前の違法デモ隊、警察を人権委員会に通報・・「人権侵害だ」

本ブログでも2~3回お伝えした、日本大使館前の違法デモ隊。明らかな違法デモであるにもかかわらず、国会議員などがデモ隊を訪れ、支持を表明してから、警察は何も出来ない状態が続いています。

まだ「放置」になる前、18日、デモを解散させようとした警察たちが、人権委員会に通報(陳情提起)されたことが分かりました。その日、警察は防寒用品の搬入を阻止し、衝突が発生、警察は物品をもってくる人たちに「そんなに心配なら(防寒用品を与えず)家に帰れと言え」とし、デモ隊にも「いいかげんにしろこの専門デモ屋どもめ」「尹美香(ユン・ミヒャン)から奨学金もらえ(多分、もらって防寒用品を買えという意味だと思われますが、詳しくは分かりません)」と大声を出しました。この過程でデモ隊の服が破れ、指に少し怪我をしたそうです。この件で警察は人権委員会に通報され、管轄警察署長がユン・ミヒャン議員に公式謝罪しました。

警察の対応がすごくよかったと言うつもりはありません。しかし、記事の最初から最後まで『デモは違法的なもの』という内容が出てきません。それが問題の核心のはずですが。以下、ヘラルド経済の記事から引用します。

 

<<日本の原発汚染水放流決定に抗議して日本大使館前で座り込み中に、警察から防寒用品搬入を阻止されて侮辱的な言葉を聞いたとし、韓国大学生進歩連合のメンバーたちが、この日、国家人権委員会に陳情(※通報)を提起した。29日連合によると、18日、メンバーたちの抗議座り込み四日目の日、警察は防寒用品搬入とテントの設置を防ぎ、一部の会員たちに向かって悪口をした。このほかにも、メンバーたちは、警察が座り込み参加者を引きずり出そうとするなど、警察の過剰鎮圧で人権を侵害されたと糾弾した。

メンバーAさんは通話で、「メンバーたちを掴み、警察が「もうやめろXニョン(※女の体お俗な表現)」、「専門デモ屋どもめ」など、侮辱的な言葉と悪口をした」とした。ある学生は、警察が襟を引っ張って上着が破られたという。続いて「メンバーの中には傷つき、または指に少し怪我をした」とも付け加えた。

 

警察が理由もなく防寒用品搬入とテントの設置を防いだことが、デモ参加者の人権を侵害したとこのメンバーは説明した。

当時、警察は座り込みをしていたメンバーがテント設置許可を要求したが、これを許さず防寒品搬入を阻止し、警察幹部の失言も論議をかもした。

ソウル警察庁所属する機動団の機動隊長は去る18日座り込みデモ現場で「(物品を)持ってこないで。家に帰れと言うべきでしょうが」と防寒用品搬入を止め、これに抗議するデモ隊に「ユン・ミヒャンさんから奨学金もらえ」と言って論議をかもした。

A氏は「日較差がひどく、夜は防寒用品を受給が無くてはならない状況であったのに、理由もなく搬入を阻止した、次の日に国会議員が座り込み現場を訪問してから、許可となった」とした。続いて「27日の夜には雨が降るのにテントもなく、会員たちは防水シーツと裸足で徹夜した」とし「このような行為は、人権侵害だ」と付け加えた。

「ユン・ミヒャン奨学金」発言で論議が大きくなると、ソウル鍾路警察署長が直接ユン・ミヒャン共に民主党議員を訪ね、代わり謝罪したが、会員には謝罪していないことが分かった>>

 

人権委員会というのが、韓国の北朝鮮人権法の廃止を目指しラムザイヤー教授を擁護することはヘイト表現だとしている組織でして。多分、該当警察にいいことはないでしょう。最後にちょっとツッコミますと、『裸足』って、じゃ、昼は何を履いていたのでしょうか。

 

 

↑ 某書店で撮った写真です。平積みになっていました。本当にありがとうございます。

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