史学者「韓国の反日教育の問題は、日本を嫌うべき理由をちゃんと教えないことだ。だから日本に騙されて親日派が増える」

古い記事を一つ紹介します。古いと言っても「恥韓の根源」に引用したような併合時代の記事ではなく、2006年2月11日のものです。偶然見つけましたが、『ある意味』面白かったので。当時、金完燮(キム・ワンソプ)氏の「親日派のための弁明」が日本でも紹介され、キム・ワンソプ氏への非難が強くなっていました。オーマイニュース、成均館大学史学科博士キム・ジョンソン氏の主張です。

 

<<・・まず、金完燮さんのような親日派が堂々と親日宣言する根本的な理由は何だろうか?単刀直入に言えば、金完燮さんの宣言は「理由のない反日教育」の産物だからだ。韓国社会の反日教育が「理由ある反日教育」だったら、金完燮さんのような人物があんなにも無謀に親日宣言をしたりはしなかっただろう。

意図したものでもそうでなくても、韓国社会が過去数十年間反日教育をしてきたのは事実だ。隣国を狙った反国家教育は、「国際平和」という観点から見ると、明らかに望ましくないものだ。しかし、韓半島が日本の植民地統治期間に空前絶後の受難を経験した点と、植民地支配の遺産が日本崩壊後もまだ清算されていない点、敗戦を克服した日本が再び対外膨張を狙っているという点で、韓国社会に反日教育は明らかに必要である。

 

ところが、反日教育の過程で韓国社会は一つのミスを犯した。それは、「なぜ反日をするべきか?」という「理由」を正しく説明しなかった点である。日本が韓国に脅威である「理由」は何なのか、休まず日本を警戒しなければならない「理由」は何なのか、明確な根拠を提示していなかったのだ。ただ「日本は悪い」というスローガンだけ耳にタコが出来るほど注入しただけだ。だから、私たちの社会の反日教育は「理由のない反日教育」だったのだ・・

 

・・「注入式反日教育」がもたらした最大の問題は、日本に対する韓国人たちの「免疫力」を弱体化してしまったことだ。「日本は悪い」ということだけ学んで「日本はなぜ悪い?」に関する理由は学んだことがないので、いざ日本文化に接すると、何の抵抗力のない「免疫欠乏症」が問題になる。日本文化に本格的に露出されたり、あるいは日本人と頻繁に接触する過程で、韓国人の「免疫が弱い問題」は、その深刻な問題を現わすようになる。日本文化は、自分自身を合理化するためにそれっぽい「理由」を、免疫が弱い韓国人に突きつける。

問題は、ここで生じる。日本は自分自身を守るに値する理由を持っているが、韓国人は日本を否定するほどの明確な理由がない。注入式反日教育の影響を受けて漠然と反日意識を持ってはいるが、「日本がなぜ悪い?」という具体的な質問を受けると、何も言えなくなる。他人に説明するのはおろか、自分自身にもきちんと説明することはできないのだ。

 

このように「理由」が出せない韓国人たちに、日本は「理由」を突きつける。このような状況に面した韓国人にとって、日本が提示する理由が正しいかどうかは重要ではない。日本が「理由」を持っているそれ事態に驚いてしまう。日本のは「理由」がないと思ったのに、日本も「理由」を持っているという点を発見し、「心理的な衝撃」を受けることになる。先入観が崩れ、日本が提示する理由が正しいか間違っているかを検証することもできないまま、これを無条件に受け入れる。嫌いだった人を、いったん好きになってしまうと、その人のすべてが良く見えるのと同じだ。「私は今まで韓国社会にだまされた」と考えるようになれば、その時から心の中で「祖国」をも攻撃するようになる・・>>

 

 

キム博士が「日本が突き出す理由」として提示しているのが、「併合時代に朝鮮が発展した」「靖国神社は英霊を祀る場所」、などです。理由というか、日本側としては当然の主張であり、朝鮮の近代化関連なら多くのデータもあるでしょう。それらに対抗できる「理由」が、韓国の反日教育には無かったというのがこの文の全体の流れですが・・

・・2回読んでみたけど、「理由ある反日教育」とやらの「理由」にあたいする内容が見当たりません。引用しなかったわけではなく、本文にありません。あるとすれば、「日本は侵略的(侵略による勢力拡大を願っている)だから」です。「日本人は礼儀正しいと見えるかもしれないが、実は朝鮮の王族や両班もとても礼儀正しい人たちだった。でも礼儀が正しいからといって正しい人ではない。日本人は侵略的だということを忘れてはならない」など、日本、日本人は侵略的だから、気をつけないといけない、というのです。

でも、それだけなら既存の反日教育にも、耳にタコヤキができるほど出てきます。それに、先もちょっと触れましたが、朝鮮の近代化関連などには「データ」が付きものです。それも一つの理由だとすれば、韓国側も相応のデータをまとめる必要があるのでは。でもそんな内容はどこにもありません。

 

 

「理由」という言葉が、「体系的」「具体性」「合理性」「データによる客観性」などを意味するものなら、「韓国の反日教育には理由がない」という観点には同意できます。理由という単語チョイスも、ある意味、面白いと思えなくもありません。

しかし、キム博士の主張通り「韓国人の反日は免疫が弱い」なら、コロナ前に数百万人の韓国人が日本旅行に来ていたことを考えると、いまごろ韓国は親日派で溢れかえっているはずですが、そうはなっていません。むしろ、反日は強くなっています。逆に、金完燮氏のような「(韓国基準で)親日派」は一握りしか出ず、しかも韓国社会では邪魔者扱いをされています。これは、なぜでしょうか。私見ですが、それは、「理由のない反日」の免疫力が想像を絶するほど強いからです。日本側がどんな理由を突きつけても、それを「それは無条件で違う」と跳ね返してしまえるほどに。

一箇所だけ、趣旨はともかく「韓国社会は数十年間反日教育をやってきた」と素直に自白した点だけはすごいと思いました。これを認める韓国側の人はほとんどいませんので。

 

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