元外交官「韓国は強大国コンプレックスが強すぎる。相手国に『無礼だ』と言う前に、原因が自分にあると知るべきだ」

いわゆる「ニゲテー記事」を一つ紹介します。元外交部次官チョ・テヨル氏の寄稿文です。韓国は強大国へのコンプレックスが強すぎで、結局は外交をダメにしてしまうという内容です。韓国はそれを「強大国だからって韓国に無礼だ」「強大国は傲慢すぎる」と主張するけど、その原因を作ったのは韓国である、とも。以下、「毎日経済」から引用してみます。こういう記事こそ公式日本語版が提供されたりするといいのですが・・

 

<<30余年前、韓国系アメリカ人が書いた「醜い韓国人(The Ugly Korean)」という本を読んだことがある。著者は米国大使館で勤務しながら出会った韓国社会の各界人士が、米国に良い姿を見せるために醜い行動をする姿を赤裸々に描いた。誇張されたこともあるかもしれないが、事実と大きく離れたものではないと思う。私も、外交現場で頻繁にそのような行動を目撃したからだ。分別のない対米行動は、指導層の人たちだけの話でもなければ、屈従の姿だけの話でもない。世代、理念、階層に応じて、様々な姿を現す。2008年、『狂牛病 騒ぎ』のように暴力と怪談レベルのデマに化けて国を揺るがしたりもする。

親米も反米も、行き過ぎたものはコンプレックスの所産でしかない。前者は、米国の制度と文化を無条件で受け入れて、その権威の前に空しくひざまずく。後者は、米国についてちゃんと知っているわけでもないのに、理念、偏見にとらわれて、無条件で批判する態度を見せる。韓米安保、通商問題に関する終わりのない国内葛藤の原因がここにある。

 

一方、中国に対しては、屈従的に見えるほど融和的な姿勢を示すことが多い。2000年、韓中ニンニク紛争当時、中国の報復措置のせいで私たち国民の反応は過去の類似した事例である韓米通商紛争で見られる反応とは対照的なものだった。批判の矢が、過度の措置を取った中国ではなく、紛争に未熟な対応しかできなかった韓国政府に向けられた。2016年THAAD配置決定後、中国の威圧的な措置にもかかわらず、韓国国民の反応も思ったよりもはるかに節制されたものだった。

むしろ、THAAD配置の反対デモが激しかった。なぜだろうか? 数千年にわたる両国間の交流を通じて、私たち国民の脳の中にDNAのように固着してしまった『何か』のせいだろうか?私たちの子孫は、韓米関係よりもはるかに困難な韓中関係を管理しながら、数多くの困難を経験する可能性が大きい。THAAD配置以来、私たち国民が経験した苦痛は、そのような状況がすぐそこまで現実になっていると教えてくれている。

 

日本に対する韓国国民の感情も、不幸な過去の歴史だけのせいするのは難しいほど複雑微妙である。ここに異議を付けるひとはそういないだろう。他の国なら素通りしてしまっただろう問題でも、日本とのことになると熱い論争に飛び火した事例がいったいどれだけあっただろうか。過度に感情的に対応してことをダメにしてしまった事例もいちいち列挙するのが難しいほどだ。

ロシアに対しては、理解できないほど無関心で、時には傲慢なほどの態度を示して、ロシアのプライドを刺激したことが一度や二度ではない。わずか半世紀前には、朝鮮半島の運命を左右するほど強大な力を誇示していた超大国だったのに、だ。「私たちの外交に、ロシアは無い」という言葉まで聞こえるようになってしまった。強者への虚勢は、コンプレックスのもう一つの顔であろう

 

相手国に応じて姿を変える韓国社会の「強大国コンプレックス」が、堂々とした、戦略的な、バランスのとれた外交に障害をもたらしていること。これを、多くの人が意識していない、または見落としている。私たちの潜在意識の中にとぐろを巻いているいくつかの問題が、強大国に接する私たちの態度と、政府の外交政策に深刻な影響を及ぼしているなら、知らなうふりをしないで、公論化し、自らを省察する機会を得るべきではないだろうか? また、それによって、莫大な政治、外交的、社会的コストを払わなければならず、国の姿がみすぼらしくなってしまったなら、どのように克服するかを真剣に悩んでみるべきではないだろうか?

強大国が私たちに接する態度に、傲慢や無礼がある場合、その原因の大半は、私たち自身が提供したものであると、気づかなければならない。エマニュエル・パストリッチ(韓国名 イ・マンヨル)教授の言葉のように、「私たちだけ知らなかった私たちの中の宝石」を見つけて、「過度に萎縮した自信と、過度に屈折されたプライド」を所定の位置に戻す必要があろう>>

 

実現可能性についてはノーコメントということにして、書いてあることは分かります。真の意味でのバランス感覚を得ること、すなわち基準を変えない(本文の「姿」は「基準」にしたほうがもっと適切ではないかと思います)こと。それはとても大事なことです。ただ、私はそのコンプレックス、すなわち偏った虚勢または屈従を、韓国社会が望んでいる(直す必要はないと思っている)のではないか、そう思っています。

なぜなら、どうせ韓国社会は、極端な左派と右派の「上下」が入れ替わるだけの繰り返しだからです。口では統合とか和合とは言ってるけど、結局はどちらかに偏った政策が『ウリ』の支持を得やすくなります。外交も例外ではないでしょう。望まれているから、やるしかないわけです。一部の人たちがその問題に気づいても、何も変わらずに。

 

 

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