歓迎かそれとも警告か。文在寅大統領の訪米中に、米国が朝鮮戦争関連イベントを2つも用意し、文大統領も参加することが分かりました。まず、「アジアトゥデイ」からです。どうしてもベク・ソンヨプ氏とオーバーラップしてしまう案件です。
<<ジョー・バイデン米大統領は21日(現地時間)、ホワイトハウスでムン・ジェイン大統領が出席した中、94歳の韓国戦争(※朝鮮戦争)の英雄に米軍の最高の栄誉である名誉勲章を授与する。ホワイトハウスは19日、報道資料で「バイデン大統領が21日、韓国戦争で目立つ勇猛を見せてくれたラルフ・パーケット ジュニア退役大佐に名誉勲章を授与する」、「文大統領も授与式に出席する」と述べた。今回の名誉勲章授与は、バイデン大統領が軍統帥権者として初めて与えるものであり、授与式に外国首脳が参加するのは非常に異例のことだ。
韓国戦争で始まった韓米同盟の歴史性を強調しながら、ドナルド・トランプ政権時に梗塞した同盟関係を復元するメッセージを送るためのバイデン政権の意図がうかがえる。ブルームバーグ通信はこの日、バイデン大統領の第二対面首脳会談となる21日の韓米首脳会談は、バイデン大統領の外交政策戦略アプローチの象徴になると評価した・・>>
次は、映画などによく出てくる、戦死した方々の名前を刻んだ「壁(壁のような形の戦死者リスト)」のことです。大勢の戦死者(記事によると43000人)を出したにもかかわらず、いままで米国の戦争関連追悼モニュメントの中に、朝鮮戦争関連のものだけ「壁(戦死者名簿)」がありませんでした。その壁の着工式にも、文大統領が参席することになりました。ここはニュース1です。
<<6・25韓国戦争戦死者4万3000人の名前が刻まれる「追悼の壁」が、米国ワシントンD.C.韓国戦争参戦記念公園に設置される。18日、大統領府によると、ムン・ジェイン大統領は21日(現地時間)午後、追悼の壁 着工式行事に参加する予定だ。文大統領は今月21日、韓米首脳会談のために19〜22日、米国を訪問する。追悼の壁プロジェクトは、米国内の韓国戦争参戦軍人記念財団(KWVMF)が、第二次世界大戦とベトナム戦争参戦碑とは異なり、韓国戦争記念碑だけ戦死者名簿がないことを指摘しながら推進された・・>>
引用部分にはありませんが、記事によると、工事はすでに3月に始まったのに、わざわざ文大統領の訪米に合わせて着工式をすることにした、とのことです。また、参戦した軍人たちの前で、文大統領の短い演説も用意されているとか。北朝鮮関連で「人権」が言及されるのを防ぐために、文大統領の北権弁護士としての戦いは続きます。
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