韓国紙論説委員「ところで、民族精気ってなに?それで破墓法律を擁護した人、いま駐日韓国大使だけど」

まず、お詫びします。一つ前のグーグルエントリーで、首脳会談の日付を間違えました。韓国時間で明日の夜明けになる、とのことです。申し訳ございませんでした。一つ前のエントリーは修正済みです。

国民日報の論説委員が、「民族精気のために親日派の墓を『破墓』法を作るというけど、民族精気ってなに?」という質問を問いかけました。韓国の、ネット、書籍、記事、大統領の演説にいたるまで頻繁に出てくる言葉ですが、いざその具体的な意味は何だ?そんな趣旨です。以下、国民日報です。

 

<<・・民主主義に反する法案が相次いで出てきた。国会で通過すれば、ディストピアになってしまいそうな法案だ。共に民主党キム・ヨンミン最高委員が代表発議した歴史歪曲を防ぐ法案を見てみよう。 3・1運動の事実を歪曲したり、日本帝国主義を賛美・鼓舞する行為、旭日旗など日本の象徴造形物の使用を禁止して、これを違反した場合、10年以下の懲役、または2億ウォン以下の罰金に処するという内容だ。反国家団体の鼓舞・賛美の罪を規定した国家保安法7条が存在しているから、日本鼓舞・賛美罪を作ってもいいとでも思っているのだろうか。歴史歪曲行為は「本当の歴史のための審議委員会」が判断するという。『真実を鑑別できる』機構でおられる。思想を鑑別して処罰するという発想は、個人の自由と民主主義を阻害する権威主義政権時代(※軍事政権)の旧態はないか。ところが、共に民主党は、このような発想に基づいた法を熱心に作っている。光州民主化運動 歴史歪曲処罰法はすでに昨年通過した。済州4・3事件や4・16セウォル号惨事などに関する歴史歪曲を処罰する法も、間もなく作るだろう。それなりの立法理由はあるだろうが、歴史的解釈を国家が独占して表現の自由を抑圧するのは、決して望ましくない。

 

民族の精気を正すために、国立墓地から親日派を破墓するという法案もある。昨年8月に国会公聴会で、カン・チャンイル前民主党議員(現・駐日大使)は、「私たちの民族は鬼神(※死んだ人の幽霊)信仰がある」とし「国立墓地に敵がいるのに、国家有功者たち、愛国先烈たちがあの世で楽にしていられるものか」と述べた。墓から敵を取り外してこそ、殉国烈士が安らかに眠れ、私たちの民族精気も生き返るという。それはそうだと考えている韓国人は少なくないだろう。しかし、民族精気ってものの正体が一体何なのか、分からない、過去の幽霊信仰をなぜ今になって守らないといけないというのだろう。

 

検察改革、マスコミ改革など、与党が呪文のように繰り返して言っていることも、本音は何かを本当に改革するためではない。対象を統制したい欲望にすぎないと見える。共に民主党キム・ナムグク議員は、ポータルサイトの記事の配列(※注目記事、人気記事など)に政府委員会が関与する法案を出した。大統領府報道官を務めたキム・ウイギョム「開かれた民主党」議員は、最初から政府の資金でニュースポータルサイトを作ればいいじゃないかと提案した。両議員のアイデアは、ポータルサイトの記事配列が気に入らないから政権に合うよう直接統制したいという宣言でしかない。言論統制は、先進民主国家が行うことではない。

アン・チョルス国民の党代表は法案を批判し、「反民主主義妄想論者が法案を通過させると、常識的かつ合理的な国民が黙って見ていないだろう」とした。しかし、国民が常識・合理的判断をしなかったらどうしよう・・>>

 

似たような記事はいくつかあるものの、いつも「国民が黙っていない」で終わります。でも、この記事は「その国民が常識的でなかったら?」という強烈なカウンターを用意しているのが特徴です。それはそうでしょう。どの政府も選挙の結果だし。保守政権だったときにも、大して変わりませんでした。

精気は、辞典を読んでみるといくつかの意味がありますが、この場合は「民族などの、精神と気運」です(標準国語大辞典)。気運は、万物のちからの源だそうです。具体的なものではありません。肯定的な使い方ができるならそれでいいかもしれませんが、問題は、具体的なアクションが出来ないと、法律化は出来ない点です。

じゃ、その具体的な行いはどうすればいいのか。肯定的な活かし方をする人もいるかもしれませんが、ほとんど場合は『反日こそが正しき民族精気の具体化』です。もともと朝鮮半島において民族という概念が、反日(併合反対)によって成立されたものですから。実際、記事で取り上げている事例3つの中の2つが、日本関連です。

アーリア人という、根拠のよく分からない優秀な「上」の層があって、その中でもゲルマン民族が最上位である。それを具体的にするためのもっとも簡単な行為が、「下」であるユダヤ人を迫害することでした。心理的には、それと似ているとも言えるでしょう。

 

 

 

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