日本が一方的に会談をキャンセルしたのに、文大統領夫妻は真理子夫人と話を続けていた?

読者の皆様にはもうご存知の方も多いかと思いますが、韓国側から、「外交部の人」の話として、日韓の間ではG7で首脳略式会談が合意されていたのに日本が一方的に合意を守らなかった、という報道がありました。聯合ニュースが報道してから、多くのメディアが大いに取り上げています。ですが、加藤官房長官は「そんなことなかった」と韓国側に抗議したことを明らかにしました。

時事通信によりますと、<<加藤勝信官房長官は14日の記者会見で、日韓両政府が略式の首脳会談に暫定合意して、日本側が一方的に取り消したとの韓国メディアの報道を否定した。加藤氏は『そのような事実は全くない。事実に反するのみならず、一方的な発信は極めて遺憾であり、直ちに韓国側に抗議した』と語った・・(時事通信から引用しました>>とのことでして。本ブログでは引用部分に<<>>と表記しております。

 

真実は「日頃の行い」だけが知っているでしょうけど、最近、ブログを書くために読んだ韓国側の記事の中から、「あ、これは不自然すぎる」と思える内容を見つけたので、紹介したいと思います。まず、ハンギョレ新聞から部分引用してみます。

<<・・(※韓国の)政府関係者が言う韓日首脳間の出会いとは、ムン・ジェイン大統領が13日午前にエマニュエル・マクロン フランス大統領と会ったときのような「非公式会談」を指す。文大統領と菅総理も、予告なしに会う「偶然の接触」ではなく、似たような形式の略式会談を行うよう、外交当局間で合意があったとの説明だ。実際、文大統領は12日午後3時30分の公式歓迎式から、午後4時からの1回目のセッションの間を利用して、菅総理に接近して、「会えて嬉しい」などと挨拶をした。事前の約束通りなら、それから自然な形で略式会談に繋がらなければならなかったが、菅総理が対話は後にしようという意を示し、接触は1分で終わってしまった・・

・・菅総理は、G7首脳会議のスケジュールを終えた後にも、日本のマスコミと会って、「(韓国が)国と国の間に約束を守らない状況である。 (会談を開くような)環境ではない。韓国が(問題を解決するための)方向性を提示しなければならない。文大統領がリーダーシップを発揮して問題を明確に整理してほしい」と話した・・>>

 

ですが、このシチュエーション、KBSの記事と合わせて読んでみると、不自然なところがあります。このKBSの記事は昨日午後4時あたりのもので、まだ「日本が合意を守らなかった」という話が出てくる前のものです。本ブログでは「頭を下げた」エントリーでソース記事にしたこともあります。

<<・・文大統領が金女史(※文大統領の奥さん)を紹介すると、菅総理は頭を下げて挨拶し、文大統領も菅総理の夫人 真理子夫人に頭を下げて挨拶しました。ANNによると、韓日首脳夫妻は1分程度出会い、菅総理が去った後も、文大統領夫妻と真理子夫人は会話を続けました・・(KBSニュースからの引用>>

 

文大統領が菅総理に奥さんを紹介するのは、自然な形を演出するためのものだったと理解できます。でも、菅総理が、事前に合意されていた会談の約束を守らずそのまま去っていたなら、文大統領夫妻がその場に残って真理子夫人と会話を続けたでしょうか? 少なくとも文大統領は菅総理と同時にその場を去り、相応の不満を表出したはずですが。そこが気になって、エントリーしてみました。それに、もし日韓首脳が略式会談できるような状況だったなら、日米韓首脳会議が優先してセッティングされたことでしょう。そこもまた不自然です。

 

 

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