(※追記しました)日本政府、「李舜臣応援文(?)」に関する質問に「全参加者はオリンピック精神に基づいた行動を」と迂回的に返事

本当に李舜臣本人が言ったかどうかは分かりませんが、李舜臣が王に書いた報告文に「臣(私)にはまだ12隻の船が残っています」と書いてあった、という話があります。各記事では「語録」としていますが、私の勉強不足かもしれませんが、ソース(その報告文)は見たことがありません。李舜臣が死んでから200年近く経った1795年の「李忠武公全書」という本に、そう書いてあるそうです。その全書のソースは、「李舜臣の親族の人が『李舜臣がこんなことを言った』と記録しておいたもの」となっていますが、王への報告文の内容を親族に話しただろうか?というのもちょっと疑問です。多分語録というのも、その親族の人が書いた本のことでしょう。確か、語録ではなく「行録」だったような。

李舜臣が書いた日記(乱中日記)なら残っていますが、「必死則生 必生則死(死ぬ気で戦ってこそ生き残れるという、中国の古典から伝わった内容)」など彼の決意を示す内容はいくつか出てきますが、12隻がどうとかの内容はありません。ま、「12隻の~」は、「ミョンリャン」という李舜臣映画の宣伝フレーズになっていたので、「ポスターで見た」という人が圧倒的に多いでしょう。

 

とりあえず、その12隻の船で、100隻以上の日本軍に大勝利した、という展開ですが・・そのセリフを真似した応援文が、オリンピック選手村に登場しました。『臣(私)にはまだ5千万国民の支持と応援が残っています』とするものです。この件で、加藤勝信 官房長官が「オリンピック精神に基づいた行動をしてほしい」と話しました。以下、聯合ニュースから引用します<<>>が引用部分となります。

 

<<日本政府は16日、東京オリンピックに出場する韓国選手団が選手村居住棟の前に李舜臣将軍の語録に基づいた応援フレーズを投稿したことと関連し「オリンピック精神」を取り上げて出た。日本政府のスポークスマンである加藤勝信 官房長官は同日午後の定例記者会見で、この事案と関連した日本政府の対応などを問う質問に、「選手村の管理は、大会組織委員会が適切に対応すると聞いている」と述べた。

それとともに、日本政府の立場では「東京大会のすべての参加者に、オリンピック・パラリンピック精神に基づいて行動するよう期待している」とだけ答えた。加藤長官は、この質問をした日本フジTVの記者が「オリンピック憲章が禁止する政治的宣伝に該当するという指摘もある」という内容には、具体的には言及しなかった。一方、加藤長官は23日に予定され東京オリンピック開会式に合わせた文在寅大統領の訪日可能性について、「現段階で文大統領の訪日は、確定していないと聞いている」と説明した>>

 

韓国側の反応は、「(竹島問題で)日本にオリンピック精神を語る資格は無い」というのが主流です。いつものことですが。

加藤官房長官の言葉を「ぬるすぎる」と思うのは私だけではないと思いますが、あのフレーズ、もし韓国選手団が『韓国内で有名なフレーズを利用して、応援をお願いしたもの。韓国語で書いたし』と答えると、オリンピック委員会は「オリンピック精神違反」とハッキリ証明出来るのでしょうか。いつものことですが、射程範囲ギリギリから嫌らしい攻め方をしてきた・・そんな感じがします。

 

 

※追記※

KBSの報道によると、オリンピック組織委員会が例の「12隻」横断幕の撤去を要求し、韓国側(大韓体育会)は拒否した、とのことです。「・・それから大会組織委員会まで出てきて応援フレーズの撤去を要求し、大韓体育会は『政治的な内容ではない』とこれを拒否した・・」、となっています。私がこの記事を読んだ時点では他のメディアでは同じ内容が報じられていません。他のメディアの報道では「反日横断幕のことでデモがあって、その際に撤去しろという話が出た」となっていて、KBS側の間違いかもしれません。ソース記事リンクはこちらです。動画の自動再生にご注意ください。

 

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