日本 某大学の某韓国人教授が、「日本のマスコミは、文在寅大統領の訪日が霧散したことを韓国の責任にすることで、オリンピック非難を回避しようとしている」と主張しました。日本マスコミの論調は決してオリンピックへに対しポジティブなものではありません(選手応援とは別の問題、という雰囲気でもありますが)。どこをどう見たらこんなこんな主張になるのか、謎です。ちなみに、この前、「困っているのは日本」「日本は文大統領が訪日してくれないといけないと思っている」などと主張したのもこの人ですが、それらの主張が外れだったことには一切の言及がありません。以下、韓国日報から引用します。<<~>>が引用部分となります。
<<文在寅大統領の訪日が失敗に終わった後、一部では文大統領が東京オリンピックの閉会式に参席するために訪日する案を再推進することがあるという観測が提起された。失敗に終わっ決定後も、両国の実務交渉が続くような見通しが慎重に出てきたものである。
しかし、日本の専門家であるイヨンチェ教授は、東京オリンピック中途キャンセルの可能性が挙げられているうえ、オリンピック直後、日本が総選挙体制に転換されることなどで、文大統領の訪日は難しいだろうと見通した。イ教授は21日CBSの番組に出演して「オリンピック期間に明確に新型コロナウイルス感染症(コロナ19)が爆発するだろうし、日本国民の不満が多い状況で、閉幕式自体があるかどうか疑わしい」とし、このように明らかにした・・
・・イ教授は、日本のマスコミが文大統領の訪日中止に影響を与えた相馬弘尙在韓日本大使館総括公使の妄言について一切報道せずにいると現地の雰囲気を伝えた。むしろ、訪日中止の責任を韓国側になすりつけようとしているとした。相馬工事は先に16日、韓国記者たちと会った席でドア大統領の日韓関係改善の努力をけなして「マスター◯ーション(※G-行為)」とする性的表現まで使って、公憤を買った。
イ教授は「実際、日本では、(訪日が)失敗に終わったことに対して失望する世論もあるけど、韓国の責任だと押し付ける形の報道が多い」とし「韓国がハードルの高い前提条件をかけ、最終的にこれが合意に達しなかったと報じている。オリンピックに対する批判を回避しようとする論調に変わっている」と説明した。
彼は続いて「(相馬工事発言に対して)妄言というより「不適切な表現」が影響を及ぼした話ならない」とし「日本のメディアで、具体的にその内容がどのような言葉なのかは一切報道しない」と述べた>>
そんなに言われたかった「G(G8)」を言われたのに、なんで怒っているのだろう・・かどうかはともかくして。
まず驚きなのは、この期に及んで「閉会式に参加することはできないかな」としていることです。いったいどれだけ日本に来たいのでしょうか。夜、寝ようとすると、瞼の裏に菅総理の顔が見えたりするのでしょうか。夢の中では菅総理がクラブケーキを用意して「ようこそ、G8のプレジデント」と迎えてくれるのでしょうか。怖いですね。
その次に驚いたのは、閉会式に参加しない理由を文大統領ではなくオリンピック側から見つけようとしていることです。その次に驚いたのは、言うまでもなく「日本が責任回避」主張。「韓国がハードルの高い前提条件をかけ、最終的にこれが合意に達しなかった」ってそのままじゃないですか。『成果の期待できる首脳会談でないと訪日しない』と公式に発表したのは韓国大統領府です。ちなみに、「オフレコだったのに韓国側(JTBC)が勝手に公開した」という内容もちゃんと報道されていません。韓国側でも、極めて一部だけが報じましたが、騒ぎが大きくなってからは一切報じなくなりました。
最後に、「責任は日本にある」というのは、「日本が拒否した」または「霧散の理由を提供したのは日本だ」という意味でしょう。なのに、このイ教授、ついこの前MBCラジオで「日本は、文大統領が来てくれないといけない状況だ」と言ったばかりです。今度は「責任を韓国側になすりつけようとしている」としています。これがいちばん驚きでした。
♨ 拙著著のご紹介&お知らせなど♨ 以下、「題の部分」はアマゾンリンク(アソシエイト)になりますのでご注意ください。
<「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>が発売中(2021年4月29日発売)です。日本滞在4年目になって、日本で手に入れた日常、そして、ラムザイヤー教授の論文にまつわる話、それらから見えてきた、日韓比較論です。
・新刊<恥韓の根源>が発売中(2021年2月28日)です。併合時代の朝鮮半島のハングル記事、1965年基本条約締結を前後しての記事など、古い記事を考察し、『今』の韓国の反日思想の矛盾を浮き彫りにしてみました。・「反日」異常事態(2020年9月2日発売)が発売中です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。他の拙著についてはここにまとめてあります。
・サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。長くなりそうな話にはサブを利用してください。・シンシアリーはツイッターを利用しています。99%更新告知ですが、たまに旅行先の写真とか載せますので、よかったら覗いてみてください。
・本ブログのプライバシーポリシーはこちらになります。