本エントリーは日本のブレイクスルー感染(ワクチンを2次まで接種したのに感染したケース、韓国側の記事で言う『突破感染』)についてのものですが、新型コロナ関連でちゃんとデータを調べている方々には物足りない内容になるでしょう。そのつもりでおよみください。私はワクチンや感染病の専門家ではないので、「深入り」を書く気はありません。私は心が曇っが人間ですが、そこまで無責任ではありませんので。
オリンピック関連で「日本の悪口を叩かないといけない うわあぁぁ(ガクガク」な感じの韓国側の記事を紹介し続けましたので、そろそろ何か別のことが書きたいところです。でも、メダル候補(ブログネタ100kg超)の「現金化」は進展がないし、他には日本も韓国も感染者数の話ばかりです。特に韓国の場合はまた病床が足りなくなったようで、コロナと思われる症状とともに心停止になってしまった方が、病床が確保できず、1時間半以上も治療を受けることができずそのまま亡くなったりしました。感染者関連ニュースばかりになるのも、無理はありません。
感染者数は重要なデータです。誰にもそれを否定することはできません。ただ、今の時点で知りたいことは、やはりブレイクスルー感染、すなわち『ワクチン接種が効果を出しているのか』という部分です。データが~でーたでーた~♫ なページならいくつもありますが、もう少し「分かりやすく、短く、誰が見てもすぐ理解できるように」な形のものは無いだろうか・・と思っていた所、ブレイクスルー感染ついて、国による調査結果が発表されました。ありそうでなかった、といったところでしょうか? 日本ではこれが初めてとなります。結論から言うと、個人的には「完全ではないがそれは当たり前だとして、かなり肯定的なデータ」だと思います。以下、NHKから引用します。<<~>>が引用部分となります。
<<新型コロナウイルスのワクチン接種を終えたあと、2週間以上して感染が確認される、いわゆる「ブレイクスルー感染」について、国の初めての調査結果です。6月末までの3か月間に67人の感染が確認され、国立感染症研究所は「ワクチンの有効性を否定する結果ではないが、接種後も感染対策を続けることが重要だ」としています。新型コロナウイルスワクチンの接種を終えてから免疫が完全につくまでには14日かかるとされますが、海外では、その後に感染が確認される事例がまれに報告され「ブレイクスルー感染」とも呼ばれています。
国立感染症研究所が、自治体や医療機関からの報告をもとに初めて調査を行った結果、6月末までの3か月間に合わせて67人の感染が確認されました。8割近くが20代から40代で、重症者はいなかったということです。
ウイルスの遺伝子を解析できた14例のうち、▽12例がイギリスで確認された変異ウイルスの「アルファ株」で、▽インドで確認された「デルタ株」は2例でした。また、一部の検体からは、感染力を持つウイルスも検出されたということです。国立感染症研究所は「ワクチンの有効性の高さを否定する結果ではないが、二次感染を起こすリスクもあり、接種後も感染対策を続けることが重要だ。また、医療機関なども、症状などから感染が疑われる場合は、積極的に検査を行う必要がある」としています>>
いろいろとネガティブなニュースが目立つ中、初めて発表された国の発表は、なかなか肯定的なものでした。重要なのは2次までの完了率です。日本の場合は3514万人が完了で、『全人口(※全人口がワクチン接種対象であるわけではありません)』からすると約27.6%、64歳以下の場合は8月末まで20%が目標だとのことで、まだまだ時間がかかります。ただ、重症化や死亡が減っているというのは、その成果が証明されていると言えるでしょう。
ワクチン接種を『強制』するのは、私は反対です。しかし、知らないうちに誰かが私のせいで感染したと思うと、それこそ耐えられるものではありません。現状で取れるもっとも効果の高い(決して完璧ではないにせよ)方法は、ワクチン接種への協力、すなわち一日でも早く集団免疫に近づくことです。私も、もうすぐ接種日です。
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