ネイバーのほうで大きな話題(色んな意味で)になっている記事があって、紹介します。本ブログでも紹介したことがありますが、韓国政府とモデルナの契約は、最初から妙な点がありました。以下、<<~>>が各ソース記事からの引用部分となります。
<<・・モデルナ側は29日(現地時間)、ホームページに「モデルナは韓国に4000万回あるいはそれ以上の分量のコロナ19ワクチンを暫定供給する案について、韓国政府と議論したことを確認した」とする立場文を出した。この立場文でモデルナ側は「暫定的に供給」、「来年第2四半期(4~6月)に供給を開始することもできる」、「このプレスリリースの未来の見通しに関する記述は、約束も保証もない」という趣旨の内容が載っている。これに対して一部のマスコミで「ワクチン確保が確定したという青瓦台の立場とは温度差がある」という批判が提起された。
これと関連し、大統領府の関係者は「今の状からで変化もありえるという意味で、前の内容を否定するのではなく、様式のとおりに入れたテンプレだ」とし、「常識的に、そのせいで前の内容が否定されたとするのは、非常識だ」と述べた・・(2020年12月30日のニューシースの記事)>>
その件で、韓国政府とモデルナの契約に、最初から「月別・分期(3ヶ月単位)別の供給量」が設定されてなかったことが分かりました。いままで韓国政府は「◯分期に◯◯回分が供給される」と発表してきましたが、専門家は「国民をバカにしてきただけだ」と批判しています。以下、朝鮮日報から引用してみます。
<<政府が、モデルナワクチンの供給契約を結びながら「分期別(※3ヶ月単位)」にどれだけの物量の供給を受けるのかも具体的に約定していないことが分かった。これまで、ワクチン供給の具体的な契約内容は、「製薬会社と『秘密保持契約』で言うことができない」としたが、これを告白したわけだ。ところが、米国と欧州連合は、毎月の供給量まで契約に入れたことが分かった。
ジョン・ウンヨン中央事故収拾本部ワクチン導入事務局長は17日、「製薬社(モデルナ)と年内の導入量(4000万回分)は契約書に明示されている」とし「しかし、月別・分期別の具体的な供給スケジュールは、通常、協議を通じて決めている」と述べた。モデルナが、7~9月分まで10~12月に供給しても、契約違反ではないという意味である。ジョン事務局長は「月別・分期別の具体的な供給スケジュールは、継続的に協議している」とし、契約書に月別・分期別供給予定がないことを再度確認した。モデルナ社のワクチンは昨年12月にムン・ジェイン大統領がCEOと画像通話を介して4000万回分供給を受けるとした製品。しかし、「5月から、可能な限り早く4000万回分を供給することにした」との発表とは異なり、16日までに245万5000回分、6.1%だけが入った。続いて7月に物量は立て続けに遅れ、8月に物量は「半減」供給するという通知を受けた状態だ。
当局は、今まで、具体供給量が契約ではどうなっているのか、「秘密協約」としながら口を閉じてきたが、外国では違う。米政府は、保健福祉部のホームページ(hhs.gov)を介してモデルナと結んだ契約を公開している。ここにはワクチンの供給量、契約規模、ワクチン供給単価が出ていて、時期別の導入量も内容は示してないものの、契約内容に確かに含まれていると確認できる。欧州連合がアストラゼネカ(AZ)と結んだ供給契約にも、月額供給量は含まれていた。
※ちょっと分かりづらい文章ですが、『秘密』であるのは事実です。ただ、欧米の場合は「月別・分期別の供給量も契約に入っていて、その内容は秘密にする」で、韓国は「そもそも契約に書いてない内容を『秘密だ』としてきた」点が違うという意味です※
ジョン・ギソクハンリム大聖心病院教授(前疾病管理本部長)は、「政府が昨年末に急いモデルナと契約を結ぼうとして、不利に進行した可能性がある」とし「これまで『分期別供給量』を正式に発表してきたのは、結局、国民をバカにした行為だ」と述べた・・>>
そもそも、「おそすぎた」のが最大の問題じゃないでしょうか。昨日もお伝えしましたが、日本はファイザーメインでピンチを乗り越え、実際、毎日100万回以上の接種を達成しています。
言わば、問題の原因は「K防疫」の自画自賛に忙しくてワクチン確保が遅れた韓国政府にありますが・・「どうでもいいから契約して」となんとか契約して、物量供給が遅れるから抗議訪問し、モデルナ社が供給が遅れることになったことを謝罪すると「モデルナ社が謝罪した!」と偉そうにする・・そういう展開を見せているわけです。
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