文大統領の外交ブレーン『韓国があまりにも大きくなった。米国は日本より韓国を必要とするしかない』

文在寅政府の、いわゆる「韓半島(朝鮮半島)平和プロセス」の設計者と言われる人物がいます。キム・ギジョン(金基正)国家安保戦略研究院長です。盧武鉉政府から政策諮問を歴任、文在寅氏が大統領候補だった頃からシンクタンク役として参加していた人物です。

イ・ジェミョン知事が「文大統領の南北政策を受け継ぐ」と宣言した今、キム院長が日本、韓国、米国、中国、そして北朝鮮の関係をどう見ているのか。それは、『韓国があまりにも大きくなってしまった。日本のように対中国牽制に積極的に関わらなかったから、米国は韓国に頼ることになるだろう』です。以下、ソウル新聞から引用してみます<<>>が引用部分となります。

 

<<・・韓国は、経済成長、軍事力の成長、誇りと民度の上昇、市民性に基礎した防疫の成功などで、米国にとって、国際社会でより活用価値の高い存在になった。日本は、米国が考える対中国包囲網の真ん中に進んて入ったのに対し、韓国は一歩下がったところに立つことを、米国から認められたと言える。日本と違って、韓国は自由に動く余地ができたのだ。

米中対立が激化すればするほど、私たちの外交の柔軟性が重要になると思う。ワシントン政界は、一歩下がったところにある韓国を十分に活用することが、米国の国益のために良いと判断し始めただろう。米国はポリティカル・ゲームがしたいのに、わざわざ韓国を中国側に押しつける日本よりも、中間に位置するミドルパワーである韓国を強化させることが、はるかに効率的だということだ。ナポレオン戦争後の100年の間、欧州が安定したのは、中央ヨーロッパを強化したおかげだった。もちろん、中央ヨーロッパが強くなって1次、第2次世界大戦が触発される副作用もあったが。

米国がより大きなポリティカル・ゲームをするには、韓国だけでなく、北朝鮮も動かさないといけないのに、ヘンリー・キッシンジャーのような大戦略家が不在しているせいで、迷っているように見える。自国の影響力が衰退し、中国が急激に浮上する、初の状況。コロナ以降、国際秩序が非定型的で解かれていく素地が高く、方法を見つけられず、冷戦初期の談話を借用する姿ばかり見せている。

キッシンジャーの方法は、中国が銃口をソ連に向けるようにするものだったが、多分、米国は韓国と北朝鮮までが中国に銃口を向けるビッグゲームがしたいのだろう。まだその段階に移ることを躊躇しているようだ。

米国は、過去のように「在韓米軍撤収するぞ」と、韓国の不便な心理的依存性を圧迫するようには動かない。そうするには、韓国があまりにも大きくなりすぎてしまった。韓国が米国にあまりにも多くの利益を提供できる国になってしまったのだ・・>>

 

まず、仮にも『平和』の字が入る構想を設計した人の考えか、これが・・と、ただでさえ曇っている心が真っ黒になりそうです。インタビューの時点にもよりますが、「一歩下がることを認められた」なら、この前のファイブアイズ案は何だったのでしょうか。

「あまりにも多くの利益」とは、表面的にはいろいろ言ってますが、防疫がどうとかの時点で『適当にそれっぽいことを並べているだけ』でしょう。本音は、「米国が北朝鮮を必要としている」を前提にした、いわゆる「韓国の運転者論(米朝関係を韓国が仲介する)」です。「南北協力で米朝関係を仲介でき、外交的にも日本より優位に立てる」という、文政府の親北政策とまったく同じ話でしかありません。ちなみに、北朝鮮は経済の90%以上を中国に依存していると言われています。そんな北朝鮮が韓国とともに銃口を中国に向けるはずがないでしょう。北朝鮮と韓国がともに銃口を米国(日米)に向ける日なら、来るかもしれませんが。

 

 

 

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