李在明(イ・ジェミョン)知事が文政府の政策を継承すると宣言し、党内選挙で連勝しているからでしょうか。それとも、東京オリンピック・パラリンピックの世界的評価が高かったからでしょうか。それとも、2次接種率が思ったより上がらないからでしょうか。それとも北朝鮮が北京オリンピックに参加できなくなり、『北京オリンピックで南北対話再開』が出来なくなったからでしょうか。それとも・・(以下1万字ぐらい省略)・・からでしょうか。韓国与党から、文政府マンセー宣言が相次いでいます。国民日報から引用してみます。<<~>>が引用部分になります。
<<・・(※ヒットした映画は、場合によっては状況の説明に役立つという話のあとに)「若い有権者に、今回の大統領選挙をどう見ているのかと聞いたところ、エイリアンVSプレデターの宣伝コピー『誰が勝っても未来はない』という返事が来た」。最近、政治代案の会を結成したグム・テソプ元議員(国会議員出身のユーチューバー)が、ラジオで言った言葉だ。
与・野党の大統領候補者に失望している人々にとって、これほど絶妙な状況描写があるだろうか。「エイリアンVSプレデター」(2004)は、それぞれ別の映画で悪役のモンスターキャラが戦う映画だ。ただ、それぞれのオリジナル映画に比べると、品がない。だから若い有権者の言葉は、今回の大統領選挙が「悪者モンスターが繰り広げるレベルの低い戦い」であり、誰が勝っても私たちの将来は暗いだけだというのだ・・
・・「軍艦島」(2017)は、現政権の主要イシュー「反日・親日」を扱っており、振り返って見るに値する。映画は強制徴用と慰安婦被害者、光復軍、日本賦役者(※親日派)など数多くの人物の事情をすべて込めうとしすぎで、気が散る内容だ。でも、公開当時の反応は興味深かった。 「きさまの反民族行為を、朝鮮の名前で処断する」というセリフがクライマックスを飾るほど、親日派への怒りが映画の柱であるが、これのせいで、意外な反応が出た。「日本人より朝鮮人が悪く描かれていて不愉快だ」というのだ。
今考えてみると、先取りだったかもしれない。その後、親日派だの土着倭寇だの、そんな話が後を絶たなかったからだ。映画軍艦島は、朝鮮人が集団脱走に成功するという架空の設定のせいで「グクポン(※判断力無しに愛国に陶酔されること)」という指摘も出てきたが、それは違う。グクポンと言うほど結末が痛快ではないからこそ、興行成績が期待に及ばなかったのだ。
共に民主党ユン・ホジュン院内代表の国会演説を見ると、「私たちは日本を追い越した名実共に先進国だから、グクポンに酔っても大丈夫だ」という自負心が、現在この国を支配する貞操であろう。ユン院内代表が「ムン・ジェイン政府は大韓民国を先進国にした政府であり、解放後75年ぶりに日本を超えた政府として歴史に記録されるだろう」と言うと、共に民主党議員たちの拍手が起こった。胸がいっぱいになったという人のほうが多いだろけど、私は手足が縮む側だ。何がそんなに嬉しいのだろうか>>
つい7月、誰かさんが菅監督の前で涙を流しながら『バスケが・・』じゃなく、『成果が・・出したいです・・』と泣いていた気がしますが。あれは私の記憶違いでしょうか。
反日は、韓国内向けだという指摘をよく見ます。それはそうです。でも、韓国の反日が一段と『底上げ』するのは、韓国の対外の状況が思わしくないときです。日韓関係だけでなく、韓米関係などのことです。中国のところに行けばいいじゃないか、という意見もありますが、中国は韓国を受け入れません。韓国は日米韓3角同盟の弱点です。せっかくできた敵側の弱点を、中国が自分側に受け入れるはずがないでしょう。弱点は、敵側にあってこそ意味があるものです。ちょうど、盧武鉉政府のときがそうでした。
そんなとき、「韓国は凄い!」が加速します。この前の、「米国は韓国に依存するしかない」もその一つです。もちろん、「日本はダメだ(いわゆる卑日)」とセットで出てきます。今回の宣言(?)もその一つです。以下、1万字ぐらい省略します。
※・・・・・・あと、書いてからもう一度読んでみましたが、これ、与党公認で「『日本に勝った』はグクポンだ」と認めている気もします。確か、『ポン』は行けない薬の意味だったはず・・
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